アダストリア、需要予測AI活用で欠品リスクと在庫過剰の解消図る
今回は「アダストリア、需要予測AI活用で欠品リスクと在庫過剰の解消図る」についてご紹介します。
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アパレルブランド「GLOBAL WORK」などを展開するアダストリアは、需要予測AIを活用したディストリビューション(流通)の最適化を支援するソリューションを導入した。提供元のLiaroが7月27日に発表した。
Liaroは、アパレル企業、調剤薬局、ドラッグストア、コンビニエンスストア、スーパーマーケットなどの小売企業に対し、深層学習や機械学習(ML)を活用した需要予測AIを提供している。顧客のビジネスに最適な形でAIを構築し、導入後のサポートにも対応することで、「現場で使える確かなテクノロジー」の提供を図っている。
両社は欠品リスクと在庫過剰によるコスト増解消に向けて、Liaroの需要予測AIを用いた同ソリューションの実証実験を実施。その結果、欠品の削減と残存在庫の最適化を実現したほか、商品の店舗間移動のコストとオペレーションの負担も軽減できると確認した。アダストリアは他社のAIソリューションも検討したが、実証実験を経てLiaroのソリューションが自社に最適だと判断し、採用に至ったという。
アダストリアは今回、主要ブランドであるGLOBAL WORKにおいて同ソリューションを本格導入し、今後は他ブランドへの水平展開も検討している。