DX、クラウド化、働き方改革–増えるSIerの売り上げ
今回は「DX、クラウド化、働き方改革–増えるSIerの売り上げ」についてご紹介します。
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システムインテグレーター(SIer)の競争が激化している。2000年代後半に、売り上げ規模で「3000億円クラブ」と呼ばれた野村総合研究所(NRI)やSCSKなどの準大手がいま、売上高1兆円を目指して動き始めている。
背景には、DX実現への旺盛な投資がある。2018年に経済産業省が公表した「DXレポート」では、ERPを含むレガシーシステムのモダナイズが強調され、結果として、クラウドシフトを中心とした取り組みが強まっている。コロナ禍を経て在宅勤務を前提にした働き方が広がり、オンライン会議への対応や顧客接点の多様化などの大きな変化が訪れており、企業はそれに対応する必要がある。
今後は、AIOpsや生成AIなどのAIがさまざまな業種、職種で幅広く利用されることも考えられ、それを支援するためにSIerの活躍の場が広がることが見込まれる。クラウドシフト、DX、内製化などIT投資をめぐるテーマが多い一方で、競争も激化している。システムインテグレーターが、これからどのように成功を収めるのかをテーマに、関連する記事を集めた。