クラウドやオンプレミスでOS/アプリ/DBを同時に高可用化するHAクラスタリングソフトウェア、Linuxのライブパッチでさらに長期の高可用を実現へ[PR]

今回は「クラウドやオンプレミスでOS/アプリ/DBを同時に高可用化するHAクラスタリングソフトウェア、Linuxのライブパッチでさらに長期の高可用を実現へ[PR]」についてご紹介します。

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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


このシステムが止まると業務が止まる、お客様との取引ができなくなるといった重要なシステムにおいては、システムを止めないための手当が必要となります。その解決策として、複数のコンピュータを連携させて1つのシステムとする「HAクラスター化」(HA=High Availability)が、最も基本的かつ重要な手段となるでしょう。

クラスターには主にロードバランスを目的としたものとシステムを止めないことを目的としたものがあり、システムを止めないことを主目的にするためには、単一障害点(Single Point Of Failure)を排除したHAクラスターを採用する必要があります。

そしてHAクラスター化には、OSやミドルウェア、アプリケーションなどそれぞれのソフトウェア専用に作られたクラスタリングソフトウェアを用いる方法と、さまざまなソフトウェアのHAクラスター化が可能な汎用のHAクラスタリングソフトウェアを用いる方法があります。

Windows、Linuxに対応する「CLUSTERPRO X」

この汎用HAクラスタリングソフトウェアの代表的存在として知られているのが、NECの「CLUSTERPRO X」です。

CLUSTERPRO Xシリーズの起源となる最初の製品は1996年10月に登場しました。そこから現在まで25年以上に渡って使われ、改善と機能追加が行われてきたと同時に、10年以上のサポートを提供していることでお客様から高い信頼を得ているソフトウェアでもあります。

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CLUSTERPRO Xは、Windows、Linuxに対応するHAクラスタリングソフトウェアで、対応OSが異なっても同一機能を同一設定で提供することをポリシーとしています。

デフォルトでは、障害検出から待機系がIPアドレスを引き継ぐまで、大体1分前後で完了。監視インターバルや障害検出から障害と断定するまでの内部リトライ回数および監視タイムアウト時間などをチューニングすることで、最短10秒未満でフェールオーバーすることも可能です。

検出可能な障害はサーバーの突発的なダウンからOSのスローダウンや部分的障害、アプリケーションやサービスの停止、ハングアップ、NICなどLANの異常、CLUSTERPRO X自体の異常など多岐にわたり、OSやミドルウェア、アプリケーションなどのさまざまな障害に対応して可用性を向上させます。

障害だけでなく、スタンバイサーバーにシステムを切り替えることで、プライマリサーバーが計画停止中でもサービスそのものは継続して提供することを可能にします。

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クラウドのアベイラビリティゾーンを越えたクラスタ構成も

CLUSTERPRO Xは、オンプレミスの物理サーバーから仮想サーバー、AWSやMicrosoft Azureなどのパブリッククラウド環境にまで柔軟に対応します。遠隔地間のクラスターによるディザスタリカバリ対応や、クラウドにおけるアベイラビリティゾーンを越えたクラスター化による高可用システムの構築も可能です。

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開発元であるNEC プラットフォーム・テクノロジーサービス事業部門 テクノロジーサービスソフトウェア統括部 森瀧昌志氏によると、CLUSTERPRO Xはさまざまな業種にわたり幅広いシステムの可用性向上に使われているなかで、システムの可用性が特に重視される金融業や製造業、最近ではオンラインサービスのオークションサイトやECサイトなどでの利用も増えているとのこと。

また、ソフトウェアの種類としては、Oracle DatabaseやSQL Serverなどデータベース環境やJP1などの運用管理ツールなどのユースケースが多いと説明します。

CLUSTERPRO XがAlmaLinuxにいち早く対応

CLUSTERPRO Xは対応するLinuxディストリビューションをMIRACLE LINUX、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)、SUSE Linux Enterprise Server、Ubuntu Serverなどとしてきましたが、今回、新たに登場したLinuxディストリビューションであるAlmaLinuxへの対応をいち早く実現させました。

AlmaLinuxは、それまでRHEL互換のLinux OSの代表的存在であったCentOSの開発終了を受けて登場したRHEL互換OSであり、日本ではMIRACLE LINUXの開発元であるサイバートラストがコミュニティとともにAlmaLinux OSの開発に参加し、日本国内での商用サポートを行うことを表明しています。

参考:RHELクローンOSのAlmaLinuxにMIRACLE LINUXが合流を発表。国内でAlmaLinuxのサポートも提供開始

NEC プラットフォーム・テクノロジーサービス事業部門 テクノロジーサービスソフトウェア統括部 プロフェッショナル 福永崇顕氏は、AlmaLinuxに対応した狙いを次のように説明します。

「我々の戦略として、新しいLinuxディストリビューションが出たらいち早く対応することで、さまざまなLinux環境にCLUSTERPRO Xの導入提案ができることを重視しています。

AlmaLinuxへの対応については、サイバートラストさんが開発に参加するという情報をうかがったことで、CLUSTERPRO Xでいち早く対応しました。

お客様の業務システムの安定稼働にはサポートは本当に重要です。何か問題が発生して困ったときに、問題解決において信頼できる商用サポートが得られることは不可欠です。

CLUSTERPRO Xが提供する高可用性の機能は文字通り止まってはいけないシビアなもので、10年以上の長期商用サポートの位置づけは非常に大事です」。

また同統括部ディレクター船田泰伸氏も次のように話します。

「サイバートラスト様はミラクルリナックス社の時代より、なにか問題が発生した時でもしっかりとOS部分とCLUSTERPRO X部分とで問題をロジカルに整理していただける技術力を持っていて、長年における信頼は厚いものがあります」。

ライブパッチとCLUSTERPROXでさらなる無停止運用を実現

一方のサイバートラストは、CLUSTERPRO XとAlmaLinuxの組み合わせにおいて次のような新しい展開が提供可能になると、サイバートラスト 執行役員 マーケティング本部 本部長 青山雄一氏が次のように話します。

「AlmaLinuxでは、当社から新しく提供予定のライブパッチ機能でOSを停止することなくパッチが当てられるようになるため、これがCLUSTERPRO Xとの組み合わせでも確実に動作するかを検証する予定です。

これが実現すると、OSのパッチ適用やアップデートのための計画停止がなくなるため、CLUSTERPRO Xとの組み合わせでさらなる無停止での信頼性の高い長期運用が可能になるのです」。

参考:Linuxを再起動することなくカーネルにパッチを当てる「ライブパッチ」の技術的な仕組みと、その種類とは[PR]

CLUSTERPRO XのAlmaLinux対応は新たなLinuxディストリビューションへの対応というだけでなく、クラスタとライブパッチによって無停止のシステム運用そのものをさらに大きく進化させる組み合わせになるといえそうです。

≫CLUSTERPRO概要: 高可用性クラスタリング CLUSTERPRO | NEC

(本記事はサイバートラスト株式会社提供のタイアップ記事です)

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