ソフトバンク、生成AI開発向け計算基盤に「SambaNova DataScale」採用
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フルスタックAIプラットフォームベンダーであるSambaNova Systemsは、ソフトバンクが生成AI開発向け計算基盤の一部に、「SambaNova DataScale」を採用したと発表した。導入はCotofureが支援する。
この生成AI開発向け計算基盤は、大規模言語モデル(LLM)の学習向けの計算基盤において国内最大級の規模となっている。SambaNova Systemsは米カリフォルニア州パロアルトに本社を置く企業で、2017年に設立された。独自の再構成可能なデータフローアーキテクチャに基づくAI半導体から学習済みのファンデーションモデルまで、フルスタックの専用AI基盤を提供する。また同社は「SoftBank Vision Fund 2」などからの出資を受けている。
SambaNova DataScaleは、データフローアーキテクチャーを採用したハードウェアとソフトウェアの完全統合システム。要求の厳しいディープラーニング、ファンデーションモデル、科学のためのAIワークロードを学習・展開する。アルゴリズムから半導体までデータフローのために構築されており、モデルの最適化と実行を自動化できる。さらにデータ、計算、通信の最適化により、あらゆるサイズや形式のモデル、学習と推論のバッチサイズに対して、高いパフォーマンスと効率性を提供する。
ソフトバンクでは、今回の導入により、同計算基盤でのイノベーションがさらに加速するとしている。