ビズリーチ、100万以上のユーザーの認証基盤をOktaに移行
今回は「ビズリーチ、100万以上のユーザーの認証基盤をOktaに移行」についてご紹介します。
関連ワード (セキュリティ等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
転職や求人支援などのサービスを手掛けるビズリーチは、2022年に100万以上のユーザーのログアウトさせずにOktaの認証基盤へ移行したという。Okta Japanが発表した。
ビズリーチが採用したのは、Oktaの顧客向けアイデンティティー管理ソリューション「Okta Customer Identity Cloud」(CIC)になる。移行対象は求職者などの個人ユーザー。Okta CICの選定理由は、(1)ユーザーが1つのアカウントとパスワードでサービスを横断的に利用できるようにすること、(2)認証機能の実装と運用コストの削減、(3)秘匿情報を一元管理してセキュリティリスクを下げること――の3点だったとする。
移行当時は、ビズリーチのサービスでスカウトができる対象の求職者ユーサーが100万人以上いた。ビズリーチは、月間利用者数の点でも国内最大級の転職サービスだといい、認証基盤の移行でユーザーが強制的にログアウトされてしまうと、ユーザーのサービス利用に大きな支障が出る恐れがあったという。
移行は、アクティブユーザーの個別移行、非アクティブユーザーの一括移行の2段階で実施したという。Okta CICの自動マイグレーション機能などを活用して、ユーザーの強制ログアウトを回避しながら移行に成功したとしている。