Box、Croozeを買収–エンタープライズコンテンツ管理の変革を加速

今回は「Box、Croozeを買収–エンタープライズコンテンツ管理の変革を加速」についてご紹介します。

関連ワード (CIO/経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 Boxは1月25日、Croozeを買収したことを発表した。Croozeは、「Box Platform」上に構築されたノーコードのエンタープライズコンテンツ管理アプリケーションのリーディングプロバイダー。

 Boxは、Croozeのチームと同社のノーコード・ビジネス・プロセス・アプリ・ビルダーやメタデータ機能を含む技術を活用し、契約ライフサイクル管理やデジタル資産管理、管理対象文書の管理、エンタープライズコンテンツライブラリーなど、ビジネスにおいて非常に重要なエンタープライズコンテンツ管理に関連するユースケースにより多くの企業が対応できるよう支援する。

 Croozeは現在、ユーザーがBoxでコンテンツを最大限に活用できるよう、重要なビジネスドキュメントアプリケーションのためのノーコードビルダー、メタデータの追加・分析・管理など運用全般を大幅に簡素化する拡張性の高いメタデータツール、Boxのコンテンツとメタデータへのカスタマイズされたダッシュボードや表示機能などを提供している。Croozeの機能により、契約書、デジタル資産、管理対象文書など、Box上の重要なコンテンツを管理するアプリを簡単かつ迅速に構築することが可能になる。

 「昨今、コンテンツは企業の中でさまざまな重要なビジネスプロセスの中心となっており、AIの急速な発展とダイナミックなセキュリティの状況により、これらのプロセスをクラウドで管理し、チームがコンテンツを最大限に活用できるようにすることは、あらゆる組織のデジタルトランスフォーメーション戦略に不可欠」とBoxの共同創業者 兼 最高経営責任者(CEO)であるAaron Levie氏は述べる。

 「Croozeは、Box Platform上でビジネスを展開し、メタデータを活用した直感的かつミッションクリティカルなアプリケーションをBoxの大手顧客と協力して提供することでチームの生産性向上やワークフロー加速化に貢献している。Croozeの技術をBoxへ統合することで、企業がコンテンツでできることを再構築する」(同氏)

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