Qlik、企業のAI導入を促進する「AI Council」を立ち上げ
今回は「Qlik、企業のAI導入を促進する「AI Council」を立ち上げ」についてご紹介します。
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クリックテック・ジャパンは2月1日、米Qlikが「AI Council」を設立したと発表した。世界有数のAI専門家を集めてAIを活用した製品開発を加速し、顧客がデータを活用してビジネス成果を達成できるよう支援する。
Qlikのレポートによると、経営幹部の31%が、今後1年間に生成AIの導入に1000万ドル以上を費やす予定であり、79%が既に生成AIツールやプロジェクトに投資しているという。一方で、生成AIの能力を引き出すためには、適切なデータ戦略が必要性であることも明らかにされている。その上で、AIの構成要素であるデータが全社的に民主化される過程で適切に管理されなければ、事業運営の効率性と完全性に深刻な脅威をもたらす可能性があると指摘する。
AI Councilのメンバーは、Qlikの研究開発の方向性を導き、製品ロードマップに情報を提供し、QlikのAIが責任と倫理を念頭に置いて構築されていることを保証するという。また、AIの可能性を最大限に活用する方法について、Qlikの経営層や従業員を教育するとともに、AI投資による価値を実証することを任務とするビジネスリーダーの優先事項に関する洞察を提供する。メンバーについては、同社のウェブサイトで詳しく紹介されている。
Qlikの最高経営責任者(CEO)であるMike Capone氏は発表資料で、「QlikのAI Councilの設立は戦略的な躍進であり、単にAIを進化させるだけでなく、倫理的な信頼性と実用性を持ってAIを活用するという当社の根強いコミットメントを反映したものになる。私たちの目標は明確で、お客さまが変革的であるだけでなく、責任ある方法でAIを活用できるようにすることだ。AIの著名人を結集することで、最先端であるだけでなく、シームレスに統合され、管理されたAIソリューションを提供することに注力する」と述べる。