NEC、「金融機関向けモダナイゼーションプログラム」を提供–運用定着まで伴走
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NECは、銀行、証券、保険などを対象に「金融機関向けモダナイゼーションプログラム」の提供を開始した。今後3年間で500億円の売り上げを目指す。
同プログラムは、ITシステムのモダナイゼーションを支援する各種商材をメニュー化したもの。金融機関の戦略やIT環境に合わせて「アプリケーション」「開発手法」「通信プロトコル」「基盤」「データ」「運用」の6つのカテゴリーを組み合わせる。その上で、コンサルティングからデリバリー、マネージドサービスまでを一貫して提供する。
同プログラムは、NECの豊富なモダナイゼーション実績を生かしたコンサルティングや金融領域に最適化されたリファレンスアーキテクチャー、マルチクラウド/ハイブリッドクラウド環境などを提供する。
コンサルティングでは、各金融機関の戦略、現行システムの状況に合わせ、モダナイゼーションの現実的な解を見つけるとする。構想策定や計画策定だけでなく、運用定着に至るまでを伴走する。
また、金融領域において必要なレジリエンスや、金融情報システムセンター(FISC)安全対策基準に対応した高いセキュリティレベルを確保するためのリファレンスアーキテクチャーを定義する。これにより、ベストプラクティスを効率的に利用できるようにする。
各種クラウド環境については、NEC印西データセンターから、低遅延で安全なマルチクラウド/ハイブリッドクラウド環境を実現するというハウジングサービスとネットワークサービスを提供する。
NECが運営する研究会「API Economy Initiative」の活用も進める。この研究会はデジタル技術を活用したオープンイノベーションやエコシステムの形成を支援する組織。今後、モダナイゼーションをテーマとしたワーキンググループを新たに立ち上げ、金融機関同士のナレッジ共有やハイパースケーラーとの戦略的連携を支援する。