因幡電機産業、AI型のエンドポイントセキュリティ製品に移行
今回は「因幡電機産業、AI型のエンドポイントセキュリティ製品に移行」についてご紹介します。
関連ワード (セキュリティ等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
因幡電機産業がセキュリティ運用の負荷軽減を目的に、次世代エンドポイントセキュリティ製品「Deep Instinct」を採用した。これを提供するディープインスティンクトが発表した。
因幡電機産業では、導入後に運用コストが半減しただけでなく、過検知がなくなり、1カ月に約30時間を費やしていた運用負荷も10分の1になったという。また、これまで見つけることができなかった未知の脅威を検知して、迅速に対応できるようになったとしている。
Deep Instinctは、ディープラーニング(深層学習)による予防型セキュリティ製品。ディープラーニングのフレームワークを用いて、ランサムウェアやその他のマルウェアを阻止する仕組みを持ち、99%以上の精度で未知の脅威をブロックしながら、0.1%未満という誤検知率を実現している。既知の脅威や未知の脅威、ゼロデイの脅威を、ランサムウェアの暗号化速度の750倍に相当する20ミリ秒未満で予測し、感染を防止するという。
因幡電機産業は、2021年にAI型のエンドポイント保護プラットフォームと、エンドポイント型脅威検知・対応(EDR)製品を導入していた。しかし、EDRの過検知による運用負荷の高さと、脅威侵入を前提とした対策であることに疑問を抱いたとする。2022年初頭のマルウェア「Emotet」の流行をきっかけに、改めて脅威を侵入させないセキュリティ対策を強化する方針とし、今回の製品導入に至った。