GitHub、社内コードを学習させカスタマイズ可能な「Copilot Enterprise」正式サービス開始
今回は「GitHub、社内コードを学習させカスタマイズ可能な「Copilot Enterprise」正式サービス開始」についてご紹介します。
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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
GitHubは、AIがコードの生成や解説を行うGitHub Copilotの機能を基に、企業などが社内のコードやドキュメントに合わせて学習させカスタマイズ可能なサービス「Copilot Enterprise」を正式版として提供開始したと発表しました。
社内のコードやドキュメントを用いてカスタマイズ
GitHub Copilotはオープンソースなどの公開されているソースコードを基に学習しているとされています。そのため、そのままでは社内のライブラリやコーディングルール、ドキュメントなどについての知識を持ちません。
今回正式版となったCopilot Enterpriseは、外部に公開されていない社内のコードやドキュメント、プルリクエストなどを追加でCopilotに学習させることで、社内のコードベースに基づいたCopilotによるコードの生成や、Copilot Chatでの質問に対する回答が可能になるというものです。
さらに言語モデルそのものを組織内のコードを用いてファインチューニングすることにより、Copilotの出力をその組織のコーディングスタイルや慣例に沿ったものにすることもできるようになります。
また、読み込んだコードや入力されたプロンプトを学習することはないことも明示されているため、社内限の情報がCopilotを通じて外部に漏洩することはないとされています。
Copilot Enterpriseは月額39ドル。ちなみに、個人向けのCopilot Individualは月額10ドル(年間契約で100ドル)、組織向けのCopilot Businessは月額19ドルとなっています。