総合物流の山九、「BlackLine」で経理業務の生産性と正確性を向上へ

今回は「総合物流の山九、「BlackLine」で経理業務の生産性と正確性を向上へ」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 総合物流の山九は、経理業務の生産性と正確性の向上を目的に「BlackLine」を導入した。ブラックラインが4月9日に発表した。

 山九は1918年の創業で、物流・機工・構内操業支援を融合させた独自の事業を展開している。プラントの企画段階から設計、建設、重量物輸送、据付、試運転までトータルサポートを提供している。「中期経営計画 2026」では、これまでのやり方や考え方を変革し、人の力を最大限に引き出すためのDXの推進やカーボンニュートラルへの対応など、新たな課題への取り組みに注力している。

 その一環として、経理財務部門は中期経営計画の基本戦略を支え、経営基盤の強化とリスクマネジメント強化に取り組んでいる。業務の生産性と正確性の向上が急務となっていたため、2023年12月にBlackLineの導入を決定した。

 導入スケジュールは、2024年1~4月までで、期末決算より運用開始の予定だ。期待する効果としては、業務プロセスの可視化、経理情報の一元化、経理処理の自動化の準備が挙げられる。業務プロセスのリアルタイムの可視化により管理工数の削減と管理品質の向上、業務負荷の可視化による決算タスクの遅延防止と担当者間の負荷の平準化、業務手順やノウハウの可視化による属人化の解消を図る。

 また、経理情報の一元化により業務に必要な情報へのアクセスコスト(工数・時間)の削減、「Excel」ファイルなどのバージョン管理のシステム化による最新のデータに基づいた経理処理の実現、ナレッジやノウハウの集積と共有による業務品質の向上を目指す。

 さらに、経理処理の自動化に向けた業務の整理と標準化の推進も行う。BlackLineの導入モジュールや適用業務を拡張し、大幅な業務効率化を狙った経理処理の自動化を推進する計画もあるが、その時期については未定とのこと。

COMMENTS


Recommended

TITLE
CATEGORY
DATE
Liliumの電動ジェット機のバッテリーは同じくドイツのCustomcellsが供給
モビリティ
2021-07-31 16:55
AWS、オープンソースのコンテナ開発ツール「Finch」のWindows版リリース。コンテナのビルドや実行環境一式
AWS
2024-02-06 13:52
フェズ、顧客像を可視化する新ツールを提供開始–unerryと業務提携
IT関連
2022-11-06 18:26
今週の記事ランキング(2021.2.28〜3.4)
IT関連
2021-03-06 23:37
ワークデイに聞く、「デジタルアジリティー」のある組織とは
IT関連
2021-01-21 01:35
「日本では“最高の試合”をしなければ」–オラクルのキャッツCEO、80億ドル投資語る
IT関連
2024-04-20 04:07
富士フイルムとIBM、世界最大記録容量のテープストレージを開発
IT関連
2023-08-31 16:17
富士通、販促コンテンツを生成するAI技術を開発
IT関連
2023-08-05 12:31
DX推進の“自分事化”を目指す–三井不動産、全社員対象のDX研修「DxU」
IT関連
2022-05-03 01:14
「Go」プログラミング言語が「Apple M1」チップをネイティブサポート
IT関連
2021-02-19 12:21
アップルが最新iOS 15のベータ版をすべての人に公開、開発者アカウント不要
ソフトウェア
2021-07-02 20:30
オラクル、OLTP/OLAP性能ともに最大で3倍以上とする「Oracle Exadata X10M」発表、96コアの第四世代AMD EPYCに最適化
Oracle
2023-06-26 16:30
SOMPOひまわり生命保険と日立、がん検診レコメンドサービスを実証
IT関連
2022-04-05 12:21
Amazon、アレクサのウェイクワードや声、機能などカスタマイズできる「Alexa Custom Assistant」発表
クラウドユーザー
2021-01-19 08:49