Snowflake、アジア初の「CEC Tokyo」を開設–顧客・パートナーとの接点を強化
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Snowflakeは4月18日、アジア圏で初めてとなる「カスタマー エクスペリエンスセンター東京」(CEC Tokyo)を都内に開設し、併せて東京オフィスを移転したことを発表した。
CEC Tokyoは、米国本社のサンマテオ、英国・ロンドン、オランダ・アムステルダムに続く4都市目となる。顧客やパートナー、業界の垣根を超えたエンゲージメントを強化する場として機能する。また、アジア太平洋地域における初の拠点として、アジア各地域全体のハブとしての役割も担うという。
同施設では、データ活用の加速やデータコラボレーションの促進、データ人材育成の支援をはじめとするさまざまなプログラムが提供される。同日開催の会見では、国内外の顧客が抱える課題の深掘りと改善案を提案する「CECブリーフィング」と、潜在顧客間でより広い視野と価値ある知見を得てもらうための「CECエグゼクティブブリーフィング」について紹介された。
社⻑執⾏役員の東條英俊氏はCEC Tokyo設立の背景について、コロナ禍を経て対面のコミュニケーションが増えていることに加え、Snowflakeは今ではクラウドデータウェアハウス(DWH)にとどまらず、データ基盤として幅広いサービスを提供するようになり、それらを顧客に分かりやすく伝える必要があるためだと語った。
データ活用人材の育成支援についても、従来のオンライントレーニングに加え、対面によるトレーニングの開催も予定している。これにより、データの利用/活用やデータ活用の高度化の促進を目指す。「2023年のトレーニング受講者数は、2021年と比べて18倍に増加した」(東條氏)
また、顧客同士が課題や知識を共有することで、コミュニティー主導でデータエンジニアやデータサイエンティストの育成を支援していくとした。