ハイセンスジャパン、「AI接客アドバイザー」導入–商品知識や専門用語を個別学習
今回は「ハイセンスジャパン、「AI接客アドバイザー」導入–商品知識や専門用語を個別学習」についてご紹介します。
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中国の総合家電メーカー・ハイセンスの日本法人ハイセンスジャパンは、「AI接客アドバイザー」の導入を発表した。同サービスは商品知識や専門用語を個別に学習することで、同社商品の特徴やシリーズ別の比較など、顧客とのコミュニケーションを革新し、購買体験の向上を図る。
同サービスにより顧客が気軽に質問できる環境を構築するとともに、販売員がより効果的な接客を行えるようにする。ハイセンスは顧客のニーズに合わせて、サービス内容の拡充を予定している。
AI接客アドバイザーは、OpenAIプラットフォームの技術を活用し、ハイセンスが独自にカスタマイズしたサービス。同サービスは、ハイセンスのテレビに関する質問に素早く適切な回答を提供する。同社商品の特徴やシリーズ別の比較を容易に行うことができ、テキストと音声対話によるコミュニケーションが可能。iOS端末ではテキストチャット、Android端末ではテキストチャット、またはAIアバターとの音声チャットが可能。
AI接客アドバイザーにより顧客は、販売員に直接尋ねるほどではない疑問や質問も気軽に行える。同サービスを利用する顧客は購入意欲が高まる傾向があるといい、結果として販売員は効果的な接客が可能となる。同サービスは、特に新商品のシリーズ比較において役立つという。
一部の店舗ではタブレットが設置され、ボタンをタップするだけでAI接客アドバイザーを利用できる。そのほかの店舗では、顧客のスマートフォンで二次元バーコードをスキャンすることで接客を受けられる。