Rust言語を、人命に関わるような決定的に安全性が重要なシステムに使用することをサポートする「Safety-Critical Rust Consortium」設立

今回は「Rust言語を、人命に関わるような決定的に安全性が重要なシステムに使用することをサポートする「Safety-Critical Rust Consortium」設立」についてご紹介します。

関連ワード (事故、能力、許容等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


Rust言語を推進する「The Rust Foundation」は、人命や財産に関わるような安全性が決定的に重要になるシステムのためにRust言語を責任を持ってサポートするためのコンソーシアム「Safety-Critical Rust Consortium」の設立を発表しました。

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Rust言語は、C言語のように低レイヤのシステム開発向けに作られたプログラミング言語です。

不正なメモリ領域を指すポインターなどを許容しない安全なメモリ管理や、マルチスレッド実行においてデータ競合を排除した高い並列性を実現している点などの特長を備えているため、安全かつ高速なアプリケーション開発を実現します。

セーフティ・クリティカルとは?

「セーフティ・クリティカル」(Safety-Critical)とは、人命や財産、環境などの重要なものに対して危害を及ぼすような事故や致命的な故障を起こすことなく動作するシステムの能力を指します。

とりわけ、自動車、航空、宇宙、エネルギー、医療、ライフサイエンスなど、人命や財産に直接的に大きな影響を及ぼしうる分野において、セーフティ・クリティカルは重要となります。

今回設立された「Safety-Critical Rust Consortium」の主な目的は、セーフティ・クリティカルなソフトウェアにおいて、プログラミング言語Rustの責任ある使用をサポートすることにあります。

設立にはThe Rust Foundationと日本からWoven by Toyotaが参加し、その他にArm、AdaCore、Ferrous Systems、HighTec EDV-Systeme GmbH、Lynx Software Technologies、OxidOS、TECHFUND、TrustInSoft、Veecleなど、合計で9社が参加しました。

ガイドライン、ライブラリ、静的解析ツールなどを開発へ

コンソーシアムの活動範囲には、ガイドライン、リンター、ライブラリ、静的解析ツール、形式手法、産業および法的要件を満たすための言語サブセットの開発などが含まれます。

コンソーシアムの成果物は、他のRustプロジェクトの取り組みと互換性のある方法で開発され、ライセンスされる予定とされています。

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