パナソニックとワサビ、監視カメラ映像を1年以上録画できるクラウドサービス
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パナソニック インフォメーションシステムズとパナソニック ネットソリューションズ、Wasabi Technologies Japanは7月2日、監視カメラ映像をクラウドに1年以上録画できる映像監視ソリューションの提供を開始した。
同ソリューションは、パナソニック インフォメーションシステムズとパナソニック ネットソリューションズが手掛ける映像監視システム「ArgosView」と、Wasabi Technologiesのクラウドストレージサービスを組み合わせたものになる。
3社によれば、例えば製造業ではトレーサビリティーを確保する方法の1つとして、製造ラインに監視カメラを設置し、映像を録画して長期保管している。従来の監視カメラ映像のクラウドサービスは、録画保存期間が最長でも1年程度しかなく、保存期間を超過したクラウドの映像データをダウンロードし、別の記録媒体などで保管しなければならない課題があった。
今回のソリューションでは、映像データの保存先をWasabiのクラウドストレージにしたことで、データを長期間かつ安価に保存できる。Wasabiサービスは、オブジェクト耐久性が99.999999999%と高く、ランサムウェア侵害などを防ぐセキュリティ機能も備えている。3社では、監視用途でのクラウド利用、監視カメラ用レコーダーやLTOテープなどからの保存方法の移行などに適していると説明する。
Wasabiのストレージ利用料の課金対象はデータ容量のみで、ArgosViewのサーバーへデータリストア時におけるデータ転送費用は発生しない。クラウドストレージの容量は5TB単位で追加購入できる。