AWSがMySQLのODBCドライバを開発、オープンソースで公開。純正ドライバ互換、Amazon Auroraでの高速なフェイルオーバー、AWSのシークレットやIAMのサポートなど
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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Amazon Web Services(AWS)は、同社がオープンソースとして開発したMySQL用のODBCドライバ「AWS ODBC Driver for MySQL」バージョン1.0を公開しました。
AWS ODBC Driver for MySQLは、MySQLコミュニティが配布している純正のMySQL用ODBCドライバと置き換えて使える互換性を備えつつ、AWSでMySQLを利用する際により優れた機能と性能を実現できるように実装されています。
具体的には、Amazon Auroraにおけるフェイルオーバー時の再接続の高速化です。AWS ODBC Driver for MySQLはクラスタのトポロジーと各 データベースインスタンスがプライマリなのかレプリカなのかの役割のキャッシュを保持することで、接続先のデータベースインスタンスに障害が発生し、別のデータベースインスタンスへのフェイルオーバーが発生したときには、この情報を利用して接続を切り替えることで、DNSによる解決を待たずに高速に新しい接続に切り替えることができると説明されています。
またAWS Secret ManagerやAWS IAMなどによる認証にも対応しています。
AWS ODBC Driver for MySQLは、MySQL 8.xおよびAmazon RDS、Amazon Aurora MySQL 3.xに対応。Windows、Mac、Linux版が用意されています。