富士通とイオンモール、ミリ波レーダー分析AIでバリアフリートイレの安全性を向上
今回は「富士通とイオンモール、ミリ波レーダー分析AIでバリアフリートイレの安全性を向上」についてご紹介します。
関連ワード (マーケティング、流通テック最前線等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
富士通とイオンモールは、イオンモール太田(群馬県太田市)のバリアフリートイレにおいて、ミリ波レーダー分析AIを活用した実証実験を開始する。期間は8月1日から2025年1月31日まで。
この実証実験は、富士通がTOTOと共同で進めている、プライバシーに配慮した公共トイレ空間における見守り技術開発の一環として行われる。イオンモール太田は、バリアフリートイレの安全性をさらに高めるため、この取り組みに参加する。
実証実験では、ミリ波レーダーでトイレ利用者の情報を収集し、AI分析によって転倒や用途外利用、長時間利用を検出する。プライバシー保護のため、個人を特定できる情報は収集しない。
取得したデータは、トイレの利用状況把握や、より快適な空間設計にも活用される予定だ。
富士通は、この実証実験を通じて見守り技術をさらに改善し、誰もが安心して利用できるバリアフリートイレの普及を目指す。また、2025年3月までに、プライバシーに配慮した見守り技術のサービス化を目標としている。