ServiceNow、Now Platform「Xanadu」をリリース–組織全体のコラボレーション強化に

今回は「ServiceNow、Now Platform「Xanadu」をリリース–組織全体のコラボレーション強化に」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 ServiceNowは、企業の生産性向上と組織全体のコラボレーション強化を目的とした「Now Platform」の最新版「Xanadu(ザナドゥ)」を発表した。このリリースでは、開発者支援、IT運用管理の効率化、従業員体験の向上など、幅広い領域で新機能や強化が図られている。

 最新版では、開発者のコラボレーション機能を強化し、迅速なアプリケーション構築を可能にしている。統合開発環境(IDE)の導入により、業界標準の開発ツールとワークフローを活用し、ServiceNowアプリを迅速に開発・修正できるようにした。これにより、開発者と専門家間のスムーズなコラボレーションを促進できる。またソースコードの管理されたアプリケーションを使用することで、開発業務の構築と拡張を迅速に開始できるようになり、複雑なアプリケーションの構築・保守も効率的に行えるという。

 Xanaduでは生産性とオペレーションの回復力も強化された。アプリケーションポートフォリオ管理(APM)を拡張し、業務のあらゆる側面を簡素化、コスト、リスク、冗長性を削減する。またITチームとビジネス部門との戦略目標の整合性を高め、支出の最適化、コンプライアンス強化、データプライバシー管理強化、イノベーションの市場投入期間短縮を支援する。

 さらにAIOpsのアップデートの際、イベント管理により、ITチームがアラートの充実、グループ化、エスカレーション、マッピングされた可視化を進められるようになった。これによりAI活用における技術的問題を予測・防止し、サービスの中断に関係なく従業員の生産性を維持できる。

 このほか、「IT Operations Managemen」(ITOM)向けのサービスリライアビリティー管理機能により、技術サービスのパフォーマンスを可視化し、アプリケーションの問題や停止の解決を迅速化する。ITチームとアプリケーションチームは、中央管理者に頼ることなく、独自のオンコールスケジュールを設定し、サービスレベル指標と目標を調整し、アラートを自律的に管理できる。

 インテリジェントでパーソナライズされたエクスペリエンスの推進では、従業員センターの誘導型セルフサービスを提供し、 従業員がITや人事関連など、各部門にまたがる支援を簡単に得られるようにしている。視覚的で双方向なQ&Aエクスペリエンスを通じて適切な回答へと導き、時間管理、コンピューターのアップグレード、福利厚生など、よくある質問(FAQ)に迅速かつ正確に回答するという。

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