カンロ、Shopify ID統合アプリ「App Unity IDP」を導入
今回は「カンロ、Shopify ID統合アプリ「App Unity IDP」を導入」についてご紹介します。
関連ワード (マーケティング等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
のど飴などの糖製品を製造・販売するカンロは、自社運営の複合型オウンドメディア「Kanro POCKeT」に、リワイアが提供するShopify ID統合アプリ「App Unity IDP」を導入した。
今回の導入により、カンロはECサイトと新たに開設したファンコミュニティーサイト「Kanro POCKeT ×(カンロポケット クロス)」の顧客IDを統合・連携し、顧客との関係を強化する。この統合・連携は、Kanro POCKeT ×が利用するロイヤル顧客プラットフォーム「coorum」と「Shopify」を接続することで実現している。
利用顧客は、Shopifyストアに登録した「Kanro POCKeT ID」を使って、コマースとコミュニティーの両方にログインできるようになり、利便性が向上した。また、カンロは顧客の基本情報に加え、ECサイトで取得した購買履歴や行動データをコミュニティーサイトに連携できるようになった。これにより、顧客の興味や関心、ニーズをより深く理解し、コミュニティーでの分析や施策に生かせるようになった。
App Unity IDPは、ShopifyストアのログインIDを他のサイトやコミュニティーサイトでも利用できるようにするサービス。ユーザーは複数のサイトで同じIDとパスワードを使い回せるため、利便性が向上する。導入企業は、Shopify上で顧客情報を一元管理できるだけでなく、その情報を外部サイトやコミュニティーサイトにも連携させ、それぞれのサイトでの施策に活用することが可能である。
Kanro POCKeT ×は、2024年7月に限定されたファン向けにプレオープンされた。同社は2025年にグランドオープンを予定しており、顧客との交流を通じて新しい「モノ・コト」を共に創造していく計画だ。また、今回の導入により、顧客体験の向上とマーケティング施策の最適化を図っていく。