KDDI、石川県のリンゴをドローン出荷–豪雨被害で道路寸断、空から支援
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KDDIとKDDIスマートドローンは11月7日、石川県珠洲市にある「丹保果樹園」で収穫したリンゴの出荷をドローン輸送で支援した。9月に発生した「令和6年奥能登豪雨」(奥能登豪雨)による道路寸断の中、2日間で輸送した。
ドローン輸送したリンゴは、石川県のオリジナル品種「秋星(しゅうせい)」。10月に収穫シーズンを迎えたが、奥能登豪雨により、果樹園周辺は土砂崩れや倒木などで道路が寸断する被害が発生し、車両による出荷作業はできない状況だったという。
今回の支援は、石川県とKDDIの「創造的復興の実現に向けた包括連携協定」に基づき実施されたもの。果樹園で収穫できた全てのリンゴを、約1.2km離れた荷下ろし場所の漁港までドローン輸送で出荷した。
徒歩では約40分かかる距離だが、ドローンの活用により、約2分に短縮できたとのこと。1回当たり約20kgのリンゴを2日間で計20回、合計約400kgを輸送した。