IIJと千葉県白井市が包括連携協定を締結–教育振興や地域DXの推進を加速
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インターネットイニシアティブ(IIJ)と千葉県白井市は11月22日、教育振興や地域DXの推進を目的に包括連携協定を締結した。同社は、2019年に白井市に大規模データセンター「白井データセンターキャンパス」(白井DCC)を開設。IIJのクラウドやネットワークサービスの基盤設備の拡大などに伴いDC設備のエリアを拡張し、2023年には第2期棟の運用を開始している。
IIJは、白井市の行政や教育機関などとの相互連携を推進しており、2024年2月からは同市内の実証圃場(ほじょう)においてスマート農業関連のセンサーやIoT機器の技術実証などを行っている。この取り組みで得られた知見を、同市の特産品である梨の収穫量向上や農業就業者の高齢化などといった課題解決につなげるため、関係者向けにスマート農業の説明会や現場見学会を実施してきたという。
また、教育振興の支援として、同市内の中学生に向けた白井DCCの見学授業や、近隣地域の高等学校の教員向けの実験圃場の視察プログラムも実施してきた。
今回、包括連携協定を締結することで、両者の相互協力関係をさらに発展させ、同市の教育振興や地域DXをこれまで以上に推進することを目指すという。
協定に基づく主な取り組みは、(1)教育振興に関すること、(2)ITを活用した農業振興、産業振興に関すること、(3)地域の安全安心に関すること、(4)地域DXの推進に関すること、(5)その他、前号の目的を達成するために必要なこと――だとしている。