Dataiku、新機能「Dataiku Stories」を発表–生成AIで企業データを動的なプレゼンに変換

今回は「Dataiku、新機能「Dataiku Stories」を発表–生成AIで企業データを動的なプレゼンに変換」についてご紹介します。

関連ワード (データマネジメント等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 Dataiku Japanは12月12日、生成AIを活用したデータストーリーテリングを可能にする新機能「Dataiku Stories」を発表した。生成AIで信頼性の高い企業データを動的なプレゼンテーションに変換することができる。

 Dataikuの「ユニバーサルAIプラットフォーム」上で簡単なプロンプトを入力するだけで、企業データに基づいて意思決定に役立つインサイトを発見・共有できるという。Dataikuで製品およびビジネスソリューションズ担当グローバルバイスプレジデントを務めるSophie Dionnet氏は、Dataiku Storiesの特徴について「プロジェクトの信頼性の高いリアルタイムのデータを使ってプレゼンテーションを即座に作成し、アナリティクスの一貫性を確保できることだ」と説明する。

 プレゼンテーションでは、ある時点で切り取った静的なデータが多く使われているが、その基となっているデータは常に変化しており、資料が作成・共有された後すぐに古くなってしまい、ビジネスの意思決定に役立たなくなっている。

 Dataikuが企業のデータチームのリーダー150人を対象に行ったグローバル調査によると、データチームのほぼ全員(99%)が少なくとも四半期に1回は新しいデータで既存のプレゼンテーションを更新する必要があり、約3分の1は毎週更新していることが明らかになった。また、データチームの平均3分の1以上35%が必要なデータにアクセスするために月に6回以上他部門に問い合わせており、プレゼンテーションの作成と修正に月平均最大42時間、つまり1週間分の業務時間を費やしていることが分かった。

 Dataiku Storiesは、生成AIアシスタント機能によって、簡単なプロンプトでプレゼンテーションを作成できるだけでなく、関連するデータポイントの提案や自動生成された画像によってコンテンツを再利用することも可能。Dataiku Storiesで作られた動的なプレゼンテーションは新しいデータで更新されるため、共有された後も最新の状態が維持される仕組みとなっている。

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