荏原製作所、熊本工場に新生産棟–半導体製造装置生産1.5倍へ
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荏原製作所は12月19日、熊本事業所(熊本県玉名郡南関町)内に半導体製造装置の生産能力を増強する新生産棟(K3棟)を建設したと発表した。2025年度第2四半期より稼働予定で、生産能力を1.5倍に拡大できるという。
同社熊本事業所は、ウエハの表面を平らに磨くCMP装置など半導体製造装置の量産拠点となっている。半導体市場は、2030年には1兆ドル(約150兆円)の市場規模になると予測されており、世界的な半導体需要の高まりに対応して今回の増強に踏み切った。
新生産棟は、地上4階建てで、建築面積は約7700平方m、延床面積は約1万9400平方m。既存のK1棟、K2棟に続いて新設されたもので、半導体製造装置の生産を目的とする。
今後は、太陽光発電など再生可能エネルギーの活用を進め、自動倉庫の機能を導入して物流機能としても強化する。