音を体で感じる–富士通とTMIP、丸の内エリアで「Ontenna」活用の取り組み開始
今回は「音を体で感じる–富士通とTMIP、丸の内エリアで「Ontenna」活用の取り組み開始」についてご紹介します。
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富士通とTMIPは、東京・丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)で開催されるスポーツ/文化団体イベントにおいて、富士通の「Ontenna」を活用し、ろう・難聴者と聴者がともに楽しめる取り組みを開始したと発表した。
Ontennaは、髪の毛や耳たぶなどに装着し、音を振動と光に変換することで、音の特徴を体で感じられる新しいユーザーインターフェース。ろう・難聴者と共同で開発され、国内の8割以上のろう学校に導入されている。この取り組みでは、Ontennaを活用することで、映画、スポーツ観戦、音楽ライブ、狂言など、さまざまなイベントにおいて、ろう・難聴者だけでなく、聴者にも臨場感や一体感を提供する。
TMIPは、丸の内エリアのイノベーションエコシステム形成に向けて、大企業とスタートアップ・官・学が連携して社会課題を解決することで、イノベーションの創出を支援するオープンイノベーションプラットフォーム「Tokyo Marunouchi Innovation Platform」(TMIP)を展開する一般社団法人。
TMIPの機能を有する三菱地所は、「三菱地所グループのサステナビリティビジョン2050」に基づき、多様な人々が幸せに働き、暮らせるまちづくりを推進している。Ontennaを活用した取り組みは、企業内での社会起業家的活動の実践例として、第1回「TMIP Innovation Award」で優秀賞を受賞するなど、高く評価されているという。