LinkedIn、新AIツールで求人側と求職側のマッチングを効率化
今回は「LinkedIn、新AIツールで求人側と求職側のマッチングを効率化」についてご紹介します。
関連ワード (CIO/経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
求人への応募が多く、採用担当者が必要な人材を見つけることも、求職者が採用にたどり着くことも困難になっている。そこでビジネス特化型SNSを運営するLinkedInは、採用プロセスのさらなる円滑化により、求人側と求職側双方の効率的なマッチングを支援するため、人工知能(AI)を活用した新機能を追加した。
LinkedInは先ごろ、「Job Match」を発表した。この機能は求職者のプロフィール(スキルや経験など)と、募集中の職種を比較して、どの程度一致しているかを表示する。求職者にとって応募する価値があり、返答が期待できる求人なのか、見極めやすくすることが目的だ。
LinkedInによれば、同機能は自社開発の高度な言語モデルを用いており、数秒以内に分析結果を生成できるという。分析結果は掲載中の全求人情報で表示し、当然ながら各ユーザーに合わせてパーソナライズされる。
LinkedInのユーザーは誰でもJob Match機能を利用できるが、マッチングのレベルには違いがある。利用者のアカウントの種類に応じてアドバイスの質が異なり、「Premium」会員が最も充実した体験を得ることができる。
この体験は、LinkedInがすでに導入している複数のAI機能に基づくものだ。これらAI機能は採用プロセス最適化のために実装された。例を挙げると、Premium会員の場合、会話型の求人検索や履歴書のレビュー、志望動機を伝えるカバーレターの生成、LinkedInコースを視聴する際のAI指導などが利用できる。
LinkedInのPremiumプランは月額30ドル(約4700円)で、決して小さな投資ではない。もしこの金額にためらいを感じるのであれば、1カ月間の試用など無料で利用する方法もある。求職活動のピーク時に無料試用を開始するのがいちばん良いだろう。