NTTデータGSL、企業内大学「GSL大学」が5周年–2027年問題を見据えSAP人材の育成強化
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NTTデータ グローバルソリューションズ(NTTデータGSL)は1月23日、同社が運営する企業内大学「GSL大学」が2024年10月に5周年を迎えたと発表した。
GSL大学は、2019年に「個々人の成長を組織の成長につなげる」というコンセプトのもとスタートした。現在、研究啓もう活動、成長支援活動、交流活動、ライブラリー活動、人材獲得支援活動、企画運営活動の6つの活動を展開している。これまでに社内で開催された公開講座には、2024年12月時点で延べ5000人以上が参加しているという。
2022年10月には、SAPが提供する統合基幹業務システム(ERP)を専門的に扱う人材(SAP人材)の育成に特化した「SAPトレーニングプログラム」を開講した。同プログラムは、成長支援活動の一つと位置付けられており、「コンサルティングスキル」「基幹業務知識」「SAP関連知識」の3つのカリキュラムで構成されている。NTTデータGSLとNTTデータグループ全社、協力企業の社員が対象となっている。年4回の実施で、これまでに100人以上が修了し、それぞれの現場で業務に従事しているとのこと。
SAPトレーニングプログラムの特徴の1つが、約2カ月間にわたる模擬プロジェクト演習になる。受講生は、想定顧客に対して要件定義から実装、テスト、プレゼンテーションまでを実践形式で学ぶ。この演習により、受講生はSAPシステムの専門用語や機能、プロジェクトマネジメント手法の基礎を身につけ、修了後には即戦力として現場に配属される。
今後は、通常業務を行いながらでも参加できる経験者向けのコースの開設を検討し、さらなるSAP人材の創出とスキルアップを図っていく予定だ。