DNPとレノボ、GIGAスクール端末の予備機を運用管理–日本郵便・佐川急便と連携
今回は「DNPとレノボ、GIGAスクール端末の予備機を運用管理–日本郵便・佐川急便と連携」についてご紹介します。
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大日本印刷(DNP)とレノボ・ジャパンは2月14日、「GIGAスクール構想 第2期」に対応した、情報端末の予備機を保管・運用管理する体制の構築を発表した。レノボが提供する「Lenovo GIGA School Edition」の「予備機運用サービス」において、全国の小・中学校に配布される予備機の保管・運用管理を4月1日に開始する。
同サービスは、自治体の要望に応じて予備機を保管・運用管理し、端末の故障時に予備機を供給する。今回、日本郵便および佐川急便と連携することで、予備機を全国の自治体や小・中学校に迅速に提供できるインフラを構築したという。
GIGAスクール構想 第2期では、ICTを活用した学びを継続するため、全児童・生徒数の15%以内に向けた予備機が補助対象となっている。文部科学省は、予備機を含めた全情報端末を教育現場で定期的に活用することを方針として定めているが、予備機を効率的に活用するには、保管場所の確保や端末の適切な管理、定期的な充電などの品質維持が必要となる。しかし、大規模自治体では対応が難しい状況だという。
この課題を踏まえてレノボは予備機の無償保管サービスを開始し、DNP、日本郵便、佐川急便と連携することで、予備機を専用倉庫で保管・運用管理する体制を整え、教員の業務負担軽減と持続可能な学びを支援する。
同サービスには、予備機の保管・運用管理やすぐに使える状態に整備するキッティング、バッテリーの劣化防止に向けた定期的な充電、予備機発送の受付・配送、故障機の保存・管理が含まれる。DNPが予備機運用の全体を統括し、日本郵便と佐川急便が端末の保管、キッティング、配送を行うという。