住宅用鉄筋メーカーのメークス、「SAP S/4HANA Cloud」を採用–事業拡大と業務効率化を加速
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住宅用鉄筋メーカーのメークス(茨城県守谷市)は、SaaS型のERPソリューション「SAP S/4HANA Cloud Public Edition」を採用した。SAPジャパンが2月25日に発表した。システムの構築は、アイ・ピー・エスが担当した。
メークスは、これまで以上の業務品質と、最新技術を活用した継続的な効率化を目指し、今回の導入に踏み切った。SaaS型ソリューションは、新たな設備投資や保守負担が不要で、迅速な導入が可能だ。またSAPによる定期的なアップデートで、常に最新機能を利用できる。これにより法制度への迅速な対応も可能になる。
導入に当たっては、システムに業務を合わせる「Fit to Standard」手法を採用し、業務プロセスの標準化を図る。メークスは、これらのメリットを最大限に活用し、変化の激しいビジネス環境に柔軟に対応しながら、最新機能を駆使して業務効率を向上させる。
同社は、高品質・短納期のユニット鉄筋を製造・販売しており、建築現場の施工性向上と人手不足解消に貢献している。2024年5月期の売上高は110億円だが、5年後には200億円の達成を目指し、新領域への事業拡大も視野に入れている。しかし、建築業界全体が人材不足という課題に直面しており、メークスもこの課題を解決するため、業務プロセスの標準化と効率化が不可欠だと判断した。