テイラー、「Omakase ERP」を国内提供–カスタム可能な業務アプリを短納期で
今回は「テイラー、「Omakase ERP」を国内提供–カスタム可能な業務アプリを短納期で」についてご紹介します。
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Tailor Technologiesは3月21日、エンタープライズ向けアプリケーション「Omakase ERP」の国内提供を開始した。
同社は2022年から、APIベースでモジュール群を連携させる「Headless ERP」を展開し、APIファースト、柔軟性、モジュール化などを特徴とするERP領域の業務アプリケーションを提供してきた。これに、独自のフロントエンド開発基盤「Fabrix」を組み合わせることで、Headless ERPの柔軟性を損なわずに使いやすいユーザーインターフェースを備えたアプリケーションを短期間で提供することが可能になったとしている。
Omakase ERPは、Fabrixで培ったフロントエンド自動生成技術とHeadless ERPを融合することで、使いやすいユーザーインターフェースを持つカスタムERPアプリケーションを短納期で提供する。表示項目や絞り込み条件は、部署や役割ごとにパーソナライズできる。また、標準機能およびカスタマイズ機能の両方がModel Context Protocol(MCP)に対応しており、開発側での追加作業なしに他社製AIエージェントとの連携や、AIを用いたカスタマイズ開発が可能。
販売管理、在庫管理、生産管理など幅広い領域のモジュールを自由に組み合わせてカスタマイズできるコンポーザブル設計を採用している。全ての機能をセキュアなAPIとして標準提供し、追加開発なしに他のシステムとの連携が可能となっている。さらに、全ての処理が「Tailor Platform」上で定義・管理・実行されるため、システム管理者の負担を軽減し、高い拡張性を確保する。
想定ターゲットは、年商500億円以上の中堅・大企業で、価格は個別見積もり。
Tailor Technologiesは、米国カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置く企業。日本法人のテイラーは2021年7月に設立された。