リコー、Web会議を“丸ごと”記録するクラウドサービス 音声は自動で文字起こし
今回は「リコー、Web会議を“丸ごと”記録するクラウドサービス 音声は自動で文字起こし」についてご紹介します。
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リコーは2月2日、Web会議中の音声やチャット、画面キャプチャーをクラウド上に一括して保存するサービス「toruno(β版)」の提供を始めた。Zoomなど主要なWeb会議サービスに対応する。有料プランは月1500円から。
記録したWeb会議のデータをWebブラウザ経由で見られるクラウドサービス。記録は専用のWindowsソフトを常駐させて行う。会議中は音声認識AIがリアルタイムに文字起こしを行い、テキストでも保存する。
会議終了後には、クラウド上に保存したデータをダウンロードしたり、保存先のURLをメールやチャットで共有したりできる。ファイル形式は音声がMP3、文字起こしされたテキストはTEXT形式になる。録音した音声データは再生スピードを0.5倍から2.0倍速に変更して再生できる他、会議中の重要な発言をブックマークすることもできる。
現時点でMicrosoft Teams、Skype、Zoom、Google Meet、WebExで動作確認しているという。
無料プランの記録可能時間は合計3時間まで。有料プランは記録時間が10時間まで。以降の超過分は1分当たり2円の従量制となる。
リコーは「さらなるニーズの探索に取り組み、音声認識精度の向上や新機能の追加を図りながら、法人向けサービスとしての展開も視野に入れて開発を進める」としている。
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