NEC、AIで未整理データを自動分類する仕分けサービスを提供
今回は「NEC、AIで未整理データを自動分類する仕分けサービスを提供」についてご紹介します。
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NECは、企業が持つ大量の未整理データと分類したいカテゴリー情報を使って、AI(人工知能)が自動的にデータを仕分けする「データ自動仕分けサービス」の提供を開始した。
このサービスはクラウドサービスとして提供される。同社独自の機械学習アルゴリズム「データ意味理解技術」を活用しており、「仕分け対象データ」と分類したいカテゴリーである「仕分け先データ」、正解の見本となる学習用「教師データ」をウェブブラウザーを通じてアップロードするだけで、自動で分類を行い簡単なデータ仕分け作業が可能となる。NEC社内の検証では、商品マスターの整備において20時間かけていたデータ分離作業を同等品質を保ちながら25分に短縮した。
「データ意味理解技術」を活用することにより、表データの行や列が持つ意味を高精度に予測できる。AIによりデータ仕分けの作業を自動化することで、データ分析の頻度向上や鮮度の高いデータの活用が実現でき、迅速にマーケティング施策、商品開発へのフィードバックが可能となる。また特別な知識やスキルがなくても簡単に分類作業が行えるため、データ分類作業を標準化でき、属人化を防止することにもつながるとしている。