サイバーエージェントの開発組織ら、AI活用でワクチン接種関連の電話応対サービス提供
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サイバーエージェントの専門開発組織で、官公庁/自治体のDX(デジタル変革)を支援する「GovTech(ガブテック)開発センター」はサイバーエージェントのグループ会社AI Shiftと共同で、全国の自治体向けに、新型コロナワクチン接種に関する問い合わせや予約専用の人工知能(AI)電話自動応対サービス「コロナワクチンAI電話エージェント」を提供している。
同サービスは、AI Shiftの「AI Messenger Voicebot」を活用しており、新型コロナワクチン接種に関する電話での問い合わせに対して、AIによる音声対話形式での自動応対を行う。
これにより常に正確な情報を提供できるようになるとともに、複数回線の同時接続によって待ち時間のない電話接続が可能となる。その結果、コールセンターの増席と比べてコストを抑えながら、利便性や満足度の高い住民サービスの構築につながる。
さらに、新型コロナワクチンに対する問い合わせ応対だけではなく、各自治体が用意する予約システムと連携することで予約対応も行うことができる。予約応対には、前の文脈を考慮した対話を通して目的の達成が可能である「タスク指向対話」を用いており、希望日時に空きがない場合は代案日時の案内を行うなど、人間に近しい柔軟な電話応対が可能だとしている。また、住民へのSMS(ショートメッセージサービス)や自動架電の機能を活用した予約日時のリマインドも行うことができる。