横河レンタ・リース、PCをサービスとして提供する「Cotoka for PC」を開始
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横河レンタ・リースは4月13日、業務に使用するPCの選択とカスタマイズ、配送、保守サポートなどの運用を月額サブスクリプション型で提供する新サービス「Cotoka for PC」を発表した。PCの運用管理業務におけるIT管理者の負荷を解消するとしている。
新サービスでは、同社が用意するB5モバイルやA4ノートなどのさまざまなPCのラインナップから従業員が業務での利用に最適な機種を自由に選択できる。従業員が選択したPCのキッティングやセットアップを同社が行い、従業員に直接配送する。PCに関するヘルプデスクや故障対応、リプレースなども同社が行う。
IT管理者は、クラウドの管理ポータルでサービスの契約や管理、更新などを全て行える。Microsoftの「Azure Active Directory」などのIdentity as a Service(IDaaS)およびOpen ID Connectを利用して従業員とPCを管理でき、IT資産管理ツールのエージェントがインストールされていなかったり、企業ネットワークに接続されていなかったりするなどのPCの管理不備を防ぐことができるという。
またMicrosoftの「Microsoft 365」や他のクラウドと直接もしくはIntegration Platform as a Service(IPaaS)でAPI連携することにより、PC運用のワークフローを自動化できる。Microsoftの「Windows Autopilot」を用いて、PCのハードウェアIDをユーザーのMicrosoft 365テナントに自動登録することもできる。
新サービスについて同社は、デバイス(モノ)の選定・調達・配備・管理・廃棄を行う旧来の仕組みをサービス(コト)型に変革する「Device as a Service」の実現で、IT管理者の重荷となっているPC運用の一連の業務(計画立案や予算管理を含む)からIT管理者を解放し、より付加価値の高い業務に専念できるようにするとともに、リモートワークなどの新しい働き方に対応したPCの利用やセキュリティの強化を実現できると説明する。また社会的な要請となっている「循環型社会」にも貢献できるという。
同社は、まず従業員1000人以上の企業を提供対象として、提供初年度に20~30社のサービス利用を見込む。3~5年後には、同社が提供するレンタルPC全体の約2割が今回の新サービス型に切り替わる予想だとしている。