NEC、生徒の学びを可視化し教員の学習指導を支援するクラウドサービスを提供
今回は「NEC、生徒の学びを可視化し教員の学習指導を支援するクラウドサービスを提供」についてご紹介します。
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NECは、自治体や学校法人向けに、児童生徒の学習用端末である「Chromebook」の利用状況を可視化し、収集したデータを基に教員の学習指導を支援するクラウドサービス「学びの様子見える化サービス」の提供を開始した。
同サービスは、NEC教育クラウド「Open Platform for Education」および「NEC Chromebook」と連携して利用する。児童生徒の端末利用時間や操作頻度、アプリケーションや ウェブサイトの利用履歴などのデータ収集と、日常の体調や気分、相談などの個別メッセージを教員へ伝達するツールを備え、児童生徒の学びの様子を可視化する。
学びの様子を可視化することで、「児童生徒が学校の内外で計画的に取り組んでいる」などさまざまな様子を教員が把握し、得意領域などを踏まえた児童生徒一人一人に合った、よりきめ細やかな指導を支援できる。
また、授業中の児童生徒の端末利用状況を時間単位で記録できるため、教員自身の授業の振り返りや他の教員との授業進行内容の共有などに活用することも可能だ。さらに任意の授業時間内の児童生徒の様子や、校内と校外の利用状況を詳しく確認することもできる。
児童生徒の状況把握では、教員が児童生徒の端末へアンケートを送信し、児童生徒からアイコンによる日々の体調や気分などの回答や個別のメッセージを受け取るツールも用意している。
同サービスを利用することで、教員の各児童生徒の状況把握に加え、教育委員会や学校の管理職なども端末利用を介した状況把握が可能となる。教育委員会は、学校ごとの端末利用時間、教材やアプリケーションの利用状況を把握できる仕組みだ。また学校では、各教員間で授業中の端末利用状況を情報共有して、新たな授業方法を検討する機会の創出などにつなげられるとしている。