クリテオ、「リセラープログラム」にアッパーファネル向けの機能拡張
今回は「クリテオ、「リセラープログラム」にアッパーファネル向けの機能拡張」についてご紹介します。
関連ワード (マーケティング等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
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コマースメディアプラットフォームを提供するCriteoは11月22日、マーケットプレイス型プラットフォーム事業者の収益性を向上させるソリューション「Criteo リセラープログラム」(CRP)の機能拡張を発表した。
新たにアッパーファネル(認知や興味・関心を持ってもらう段階)向けのオーディエンス(サイト訪問者などのユーザー)をターゲティングする機能が追加され、プラットフォーム事業者および出店ブランド・企業・店舗(セラー)は、新規のユーザーにも広告を配信し、集客や購買を強化することができるようになる。
CRPは、Criteoの提供するマーケティングテクノロジーを使って、ECモールをはじめとするマーケットプレイス型のプラットフォーム事業者が、自社の広告プラットフォームとして出店するセラーに対し、個別にターゲティング広告のキャンペーンを実施することを可能にするソリューション。
従来は、一度プラットフォーム事業者のサイトを訪れたことのあるユーザーに対するリターゲティングキャンペーンの実施のみが可能だったが、今回の機能拡張によって、コマースに特化したCriteoのオーディエンスの中から、購買につながる見込みの高い新規ユーザーに対してターゲティングキャンペーンの実施が可能になる。Criteoが提供するコマースオーディエンス、類似オーディエンス、リスト配信などのオーディエンスターゲティングについては既に検証済みで、近日中にリリースする予定としている。
クラウドファンディングサービス「Makuake」を展開するマクアケでは、3年前からCRPを活用し、今回新しく拡張されたオーディエンス機能も導入している。同社 コミュニケーション戦略本部/マーケティング部/プロジェクトグロースチームの栗岩洋平氏は次のように述べる。
「Makuakeは新商品や新サービスに関するプロジェクトが掲載される中で、気に入った商品を予約販売の形で応援購入ができるオンラインプラットフォーム。以前から各プロジェクトの応援購入総額の最大化という点からCRPを導入し、他メディアと比較して安価なCPA(顧客獲得単価)で獲得ができている実績があるなど、確かなマーケティング効果を実感していた。今回の機能拡張が、Makuakeでプロジェクトを実施いただいている企業・店舗などにおいて、さらなる新規ユーザー獲得という目標のために、確かな一助となることを期待している」とコメントする。