四国ガス、基幹システムと「お客さまセンター」のデータ連携基盤にEAIツールを採用
今回は「四国ガス、基幹システムと「お客さまセンター」のデータ連携基盤にEAIツールを採用」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
四国ガスは、「お客さまセンター」と基幹システムとのデータ連携基盤として企業アプリケーション統合(EAI)ツール「DataSpider Servista」(DataSpider)を導入した。同ツールを提供するアシストが発表した。
今回の導入で、一人の開発体制と1年間の限られた期間内でデータ連携基盤を整備することに成功したという。また、カスタマーサポートとサービス向上を担う「お客さまセンター」における契約者情報の活用にとどまらず、Salesforceで受け付けたガスの使用開始・中止やガス機器のメンテナンスなどを含む各種申込情報を基幹システム側で集約して参照できるようになった。
さらに、Salesforceと基幹システムとの間では数分間隔でリアルタイムに近い形でデータが連携されるため、四国ガスのカスタマーサポートの効率化と顧客へのサービス向上に大きく貢献している。
DataSpiderはシステムの接続方法やフォーマットの違いを意識することなく、すばやく簡単に「つなぐ」ことができるデータ連携ソフトウェア。セゾン情報システムズが開発した。プログラミングの高い知識を必要としないグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)開発環境を提供し、クラウドやSAP、データベースといった多様なタイプのデータを手軽に接続できるアダプタを介して、データ連携の自動化と業務の効率化を支援する。
四国ガスでは、2019年にデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みに着手し、「お客さまセンター」でもSalesforceの導入が決定し、契約者情報を活用するために基幹システムとのデータ連携が求められていた。
当初はSalesforceと基幹システムとのデータ連携開発を外部委託することも検討していたが、すでに社内で実績のあるDataSpiderをデータ連携基盤として採用し、DataSpiderのSalesforce用アダプターを活用して内製化することにしたという。
今後は、工事管理や資材管理システムのような基幹以外のシステムなどとのデータ連携にもDataSpiderを活用していく予定だ。