トヨタファイナンス、社内業務の改善基盤に「intra-mart」を採用–1年でコスト回収

今回は「トヨタファイナンス、社内業務の改善基盤に「intra-mart」を採用–1年でコスト回収」についてご紹介します。

関連ワード (経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 トヨタファイナンスは、ローコード開発を活用した業務改善のアジリティー向上を目的に、NTTデータ イントラマート(イントラマート)のデジタルプロセスオートメーションプラットフォーム「intra-mart」を採用した。イントラマートが発表した。

 トヨタファイナンスは、トヨタグループの中で国内唯一の金融会社として、金融・クレジットカードサービスを幅広く展開している。同社はintra-martの導入後、ライセンス費用分のコストを1年で回収し、毎月約800冊の紙ファイルをペーパーレス化した。また、多くのアナログな業務プロセスを素早くデジタル化し、従業員体験(EX)にフォーカスした品質向上への取り組みも実現しているという。

 デジタルプロセスオートメーションプラットフォームは、社内のあらゆる業務プロセスを見直し、RPAや人工知能(AI)など新たなデジタル技術や多様な開発コンポーネント群と連携することで、業務全体のデジタル化・自動化を一貫して可能にする。intra-martはシステム共通基盤としてさまざまな業務システムを集約することで、業務プロセスのデジタル化を素早く可能にする。

 トヨタファイナンスは、RPAや「Excel」のマクロ機能などのエンドユーザーコンピューティング(EUC)を活用し、個々の社内業務の効率化に向けてシステムの整備を進めている。その中で、ワークフローを軸としたローコード開発ツールの導入の検討を開始しており、社内業務の改善を推進できるデジタル基盤としてintra-martを採用した。

 intra-martについてトヨタファイナンスは、IT部門と業務部門の協業によるアジャイル型の内製開発に適していることや、ローコード開発ツールを活用でき、業務アプリケーションを素早く構築・改修できることを評価している。また、RPAとのスムーズな連携といった高度な拡張性を持っていることも採用のポイントになったという。

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