上越市、DX推進基盤にHPE GreenLake採用–セキュアなVDI環境を「as a Serviceモデル」で導入
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日本ヒューレット・パッカード(HPE)は、新潟県上越市が職員の業務デジタル化とVDI環境の導入に「HPE GreenLake Edge-to-Cloudプラットフォーム」を採用したと発表した。
今回の採用により、同市のVDI環境は、「HPE ProLiantサーバー」と「HPE Nimble Storage」によるVDI基盤および、庁内に整備された「HPE Aruba」高速無線LAN環境などを統合して構築された。HPE GreenLakeによるas a Serviceモデル(月額・従量制/定額制)で導入されたVDI環境は、初年度600ユーザーからスタートし、既存PCのリプレースに合わせて段階的にVDI基盤を拡張しつつ、2024年度までに1600ユーザーを収容する計画だ。
HPE GreenLake Edge-to-Cloudプラットフォームが提供する70以上のクラウドサービスは、オンプレミス、エッジ、コロケーション施設、パブリッククラウドで稼働しており、全世界で6万5000社以上、200万を越えるデバイスがつながり、管理しているデータは1エクサバイトを超える。ユーザーはハイブリッドクラウド戦略の展開から、自動化、オーケストレーションまで単一の管理画面を通じて設定でき、堅牢なセキュリティ、コンプライアンス、制御を実現する。
今回の採用は、同市のVDI導入プロジェクトを全面的に支援しているジェーミックスの提案によるもの。同社はVDI環境の整備で最も難しいとされる、VDI基盤の正確なリソース見積と投資の最適化が、HPE GreenLakeによって実現できるとした。また同社が「HPE InfoSight」の予兆検知と連携したインフラ監視・保守フローを整備することで、上越市はシステムの稼働状況を意識する必要がなくなったという。
上越市では、VDI環境導入の目的として、自治体情報セキュリティを担保したうえで、市職員がノートPCから総合行政ネットワーク(LGWAN)系システムに庁外からでもアクセスできるようにし、タイムリーな情報共有と意思決定、場所を選ばない柔軟な働き方を実現することにあった。
同市は、今回の採用で、システム管理やハードウェア/ソフトウェアのライフサイクルを気にする必要がなくなり、先行投資を抑えて、パブリッククラウドとオンプレミス双方の良さを併せ持つ安全なVDI環境が実現できたとした。