TOYO TIRE、「SAP S/4HANA」をセルビア工場で本格稼動–基幹システムのクラウド化も視野
今回は「TOYO TIRE、「SAP S/4HANA」をセルビア工場で本格稼動–基幹システムのクラウド化も視野」についてご紹介します。
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SAPジャパンは、タイヤメーカーのTOYO TIREがSAPのERPである「SAP S/4HANA」をセルビア工場で本格稼働させたと発表した。TOYO TIREでは、さらに「SAP S/4HANA Cloud」を中核とした「RISE with SAP」への移行も決定し、基幹システムのクラウド化を計画している。
TOYO TIREは、2020年に、グローバルのデファクトスタンダードで多くの実績のあることからSAP S/4HANAの採用を決定し、グローバル2インスタンスの導入プロジェクトを開始、2022年7月に欧州での新生産拠点となるセルビア工場において本稼働を迎えた。これを契機に、業務の標準化およびデータドリブンな経営を実現し、今後は日本、北米、欧州、アジアにおけるグローバル展開を予定している。
RISE with SAPの採用は、より高い環境変化への適応性やイノベーションへの対応、および将来を見据えた運用コストの最適化を目的としており、今後、SAP S/4HANAの展開プロジェクトと並行して、SAP S/4HANA Cloudへの環境移行も推進していく。