マイクロソフトと富士通、5年間の戦略的なグローバル協業を発表
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米Microsoftと富士通は5月29日、持続可能な社会を実現するクラウドソリューションの開発と提供に向けて、5年間の戦略的なグローバルパートナーシップを締結したと発表した。富士通のデジタルソリューションブランド「Fujitsu Uvance」の内容を両社で開発し、富士通は中期経営計画で掲げるFujitsu Uvanceでの2025年度の年間売上7000億円達成につなげる。
この提携でMicrosoftは、富士通をプレミアクラウドパートナーに位置づけ、「Microsoft Azure」「Microsoft 365」「Microsoft Dynamics 365」「Microsoft Power Platform」「Viva」などのクラウドプラットフォーム技術、サービス、ノウハウを富士通に提供する。
富士通は、Microsoftから供与される技術、サービス、ノウハウを用い、中期経営計画のFujitsu Uvance施策で「Vertical Areas」(特定領域)として位置づける製造の「Sustainable Manufacturing」、流通の「Consumer Experience」、ヘルスケアの「Healthy Living」、公共の「Trusted Society」の4分野にソリューションサービスなどを提供する。世界中の2万8000人の従業員に対して4分野向けソリューションと「Microsoft Cloud for Industries」のクラウド営業などの教育や資格認定を進める。4分野それぞれの施策方針は下記の通り。
協業についてMicrosoft 最高経営責任者(CEO)のSatya Nadella氏は、「両社のパートナーシップを深め、Microsoft Cloudのエンドツーエンドのパワーと富士通の業界における専門知識を結集し、共通のお客さまがビジネスや社会の課題に対処できるよう支援することを楽しみにしている」との声明を発表した。
また、富士通 代表取締役社長 CEOの時田隆仁氏は、「Microsoftが提供する、信頼あるクラウドプラットフォームをはじめとするテクノロジーやサービスと、当社のコンピューティングやAIなどのテクノロジーおよびさまざまな業種における知見を組み合わせることで、革新的なソリューションのグローバルな展開を加速させる」との声明を発表している。