「macOS Sonoma」の新機能–ライトユーザーでも便利に感じる3選
今回は「「macOS Sonoma」の新機能–ライトユーザーでも便利に感じる3選」についてご紹介します。
関連ワード (macOSを使いこなす、特集・解説等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Appleがすべての自社デバイス向けに最新のソフトウェアを公開する時期がやって来た。6月に開催された同社の「Worldwide Developer Conference」では、「iOS 17」「iPadOS 17」「watchOS 10」「macOS Sonoma」の一部の機能が先行的に披露された。
Appleが最新の「iPhone」をリリースし、さまざまなデバイスの新しいソフトウェアの正式版が発表された。最後に正式公開されたソフトウェアはmacOS Sonomaで、7種類の「Mac」コンピューターに対応する。
macOS Sonomaのパブリックベータ版はしばらく前から利用可能だったが、Appleがついに正式版をリリースしたので、ウェブサーフィン体験を向上させるmacOS Sonomaの新機能について解説したいと思う。
筆者は2022年の13.6インチ「MacBook Air」を使って、電子メールを送信したり、ウェブページを閲覧したり、YouTubeを視聴したり、テレビシリーズ「90 Day Fiance」を一気見したりしている。テキストメッセージや「FaceTime」にもMacBookを使用する。スマートフォンが室内の離れた場所にあり、それを取りに行くために視聴を中断したくないときは、特にそうだ。
もうお分かり頂けたと思うが、筆者は非常にライトなMacBookユーザーだ。しかし、macOS Sonomaのおかげで、ライトな使い方でも、テクノロジーを使いこなしていると感じられるようになった。本記事では、それを可能にしてくれた機能群について解説する。
ついにMacでもウィジェットが利用可能になった。しかも、単なるウィジェットではなく、インタラクティブなウィジェットだ。これは、Appleが「iOS 17」で初めて導入したばかりの機能である。
ウィジェットは、Macの通知センターでずっと前から提供されていたが、今回のアップデートにより、デスクトップに移動させることが可能になった。デスクトップ上で、「スマートスタック」を追加したり、「リマインダー」や「カレンダー」を表示したり、友達と共有した位置情報を確認したり、お気に入りの「写真」アルバムを表示したりできる。
ウィジェットがインタラクティブになったので、アプリにリダイレクトされることなく、音楽やポッドキャスト、オーディオブックを再生および一時停止したり、リマインダーを完了済みとしてマークしたりすることが可能だ。
筆者は、オンラインで購入したい商品や支払う必要のある請求書を忘れてしまうのを防ぐために、リマインダーを作成する。旅行に行く前に持ち物リストを作成するのにもリマインダーを使っている。今回のアップデートのおかげで、オンライン請求書を支払った後、「請求書」リスト上でその請求書を支払い済みとしてマークする操作をデスクトップから実行できるようになった。
ウィジェットは、「連係」機能を通してiPhoneと組み合わせて使用する場合に最も便利だと感じる。「連係」機能は、MacとほかのAppleデバイスをシームレスに使用することを可能にするが、最も威力を発揮するのは、iPhoneと組み合わせたときだ。
MacにインストールされていないiPhoneのアプリをインストールしなくても、iPhoneのウィジェットをMacのデスクトップに追加することができる。iPhoneをMacの近くに持ってくるだけで、準備は完了だ。
MacBookで「iMessage」を送信するのは、筆者のお気に入りの娯楽の1つだ。しかし、その体験は、iPhoneを使用する場合に比べると、楽しさや合理性が劣ることもあった。だが、それはすべて過去の話である。macOS Sonomaによって、検索、グループチャットの返信、自動修正、インライン予測、「探す」が改善されたからだ。