NEC、社内ITの本番環境にIBMのITインフラ可視化ソリューションを導入
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NECが社内向けのクラウドや仮想サーバーリソースの運用における可視化・最適化を目的に「IBM Turbonomic」のAIエンジンを導入する。10月から社内ITの本番環境に同製品を順次導入している。NECと日本IBMが公表した。
IBM Turbonomicは、クラウドとコンテナー、仮想サーバーのCPU、メモリー、ストレージ、データベースサイズなどをフルスタックで把握できる。把握した使用状況から無駄なリソースの削減や不足しているリソースへの投資などの推奨アクションを提示する。これによりリソース上で稼働しているアプリケーションのパフォーマンスなどの性能劣化を防止することに加え、最も適したリソース環境を簡単に維持することもできるようになる。
NECが社内のIT環境に同製品を適用する実証実験をしたところ、最大33%を超えるクラウドリソースを削減できる見込みであることが分かったという。またNECは、8月から同製品の外部販売も開始しており、今後は同社顧客のITリソース活用状況のアセスメントサービスや、ITリソースに関するコンサルティングなどに展開していく。また、同製品の導入支援、導入後の活用拡大など、ITリソース活用に関するユーザーの課題解決を支援するメニューを拡充するという。