「無印良品」約500店舗でスタッフ向けコミュニケーション基盤を導入
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良品計画は、ライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom(バディコム)」と専用のBluetoothマイクを「無印良品」の直営店約500店舗に導入した。提供元のサイエンスアーツが10月24日に発表した。良品計画は今後も出店に伴い、両機器を導入する予定だという。
Buddycomでは、スマートフォンやタブレットにアプリケーションをインストールすると、トランシーバーや無線機のように複数人と同時にコミュニケーションを行うことが可能となる。音声、テキストチャット、動画、位置情報に加え、AIを活用したデジタルアシスタントでのコミュニケーションが可能。航空、鉄道、建設、福祉施設、流通など、さまざまな業種で利用されているという。
良品計画は、店舗作業の効率化、働きやすさの改善、コミュニケーションの円滑化に向けて、インターカムの機能改修に着手。2020年10月にBuddycomを導入し、2023年2月からは専用のBluetoothマイクと充電ステーションを順次導入している。
良品計画によると、Buddycomの利用により接客業務やレジ業務が改善されているという。具体的には、来店客への商品案内時における情報確認、定点配置の決定、売場の品出し、メンテナンスの指示など売場を巡回する際の具体的な指示、繁忙時間帯におけるスタッフへの応対割り振り、問い合わせ電話の適切な担当者への振り分けなどに活用している。
Buddycom専用のBluetoothマイクは、スタッフにとって大きなストレスだったコードの問題、耳の痛さ、重さを解決したという。導入店舗ではバックヤードにBluetoothマイクの専用充電ステーションを設置している。良品計画の担当者からは「狭いスペースでも場所を取らず、周辺機器の管理がとても楽になった」という声を受けているとする。