ローカルマシンにコンテナとKubernetes環境などを構築する「Podman Desktop 1.5」リリース。導入設定が容易に、コマンドパレットも使いやすく
今回は「ローカルマシンにコンテナとKubernetes環境などを構築する「Podman Desktop 1.5」リリース。導入設定が容易に、コマンドパレットも使いやすく」についてご紹介します。
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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Red Hatは、GUIでDockerコンテナやKubernetesの操作を可能にするオープンソースのデスクトップアプリケーション「Podman Desktop 1.5」のリリースを発表しました。Windows、Mac、Linuxに対応します。
#Podman Desktop 1.5 is here, offering faster onboarding with guided setup and configuration and deeper insights with an expanded summary tab for #Kubernetes pods. Check out these features and more: https://t.co/VMuzNq9Z1z #KubeCon + #CloudNativeCon pic.twitter.com/QJqJSmrGwQ
— Red Hat (@RedHat) November 6, 2023
Podman DesktopはRed Hatが開発したDocker互換のツール「Podman」がベースになっています。Podmanのコマンド体系はDocker互換となっているため、Dockerと置き換えて利用可能だとされています。
このPodmanのコンテナの操作とKubernetesの操作などをGUIにより容易にするなどの拡張を行ったのが、Podman Desktopです。
Podman DesktopはDocker Desktopの拡張機能にもラッパーを通して対応しており、Docker Desktopの拡張機能をPodman Desktopにインストール可能です。
また、Podman Desktopの拡張機能によってPodmanコンテナエンジンだけでなく、DockerコンテナエンジンやmacOSにLinux仮想環境を構築するLimnaなども操作可能となっています。
オンボーディングフローが拡充、コマンドパレットでサーチも
今回リリースされたPodman Desktop 1.5では、Podmanオンボーディングフローが拡充され、Podmanの設定やDocker Composeの設定などが分かりやすくなりました。
画面上部の、コマンドを入力するコマンドパレットも自動サーチと連動するようになり、コマンド入力が簡単かつ間違いなく行えるようになりました。
そのほか、Kubernetes上のポッドの情報をまとめて見られるようになったこと、新しく作成されるコンテナの環境変数を設定するための環境ファイルの提供が可能になったことなど、多くの新機能が追加されています。詳しくはPodman Desktop 1.5のリリースノートをご覧ください。