[速報]GitHub Copilot extensions発表。CopilotがDockerやAzureなどサードパーティの専門家へ拡張、プログラマの質問に答えてくれる
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マイクロソフトは、日本時間5月22日未明に開催するイベント「Microsoft Build 2024」で、GitHub Copilotの新機能「GitHub Copilot extensions」を発表します(本記事はマイクロソフトが記者向けに行った事前発表を基にしています。発表後に内容を更新する予定です)。
GitHub Copilot extensionsは専門知識を持つCopilot
GitHub Copilotは、プログラマはVisual Studio Codeなどのコードエディタ上やチャット欄でAIと対話し、プログラミングに関する質問への回答やコードの生成などをAIが行ってくれる機能です。
GitHub Copilot extensionsは、このCopilotの能力をサードパーティなどがそれぞれのソフトウェアやサービスの専門家へと拡張できるようにし、プラグインとしてCopilotに組み込み可能にしたものです。
拡張されたCopilotの例として、マイクロソフトが提供する「GitHub Copilot for Azure」はAzureに関する専門家として質問や解説などをプログラマのコンテキストを理解した上で行ってくれます。同様に、Docker社が提供する拡張機能はDockerについて詳しいCopilotであり、MongoDB社が提供する拡張機能はMongoDBに、Datastax社が提供する拡張機能はDatastaxについて詳しいCopilotとなります。
GitHub Copilot extensionsは、これらの専門知識を持つCopilot群に対してチャット欄でそれぞれに質問できます。
例えばDockerコンテナで開発環境を構築する場合、DockerのCopilotに対して環境設定について質問できる、という具合です。
これにより、プログラマはコードエディタから離れることなくさまざまな専門知識を持つCopilot群と対話し、それぞれのコンテキストに沿った情報やアドバイスを得ながらプログラミングやビルド、デプロイなどの作業を効率よく行えるようになります。
サードパーティから提供されるGitHub Copilot extensions
GitHub Copilot extensionsは現時点で、DataStax、Docker、LambdaTest、LaunchDarkly、McKinsey&Company、Microsoft Azure and Teams、MongoDB、Octopus Deploy、Pangea、Pinecone、Product Science、ReadMe、Sentry、Stripeなどのベンダから提供される予定です。
対応する開発環境は、GitHub Copilot Chat on GitHub.com、Visual Studio、Visual Studio Codeです。
Microsoft Build 2024
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