ウエルシアHD、ソーシャルリスニング基盤を導入–顧客の声を収集・活用
今回は「ウエルシアHD、ソーシャルリスニング基盤を導入–顧客の声を収集・活用」についてご紹介します。
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ウエルシアホールディングス(ウエルシアHD)は、米Cisionのソーシャルリスニングプラットフォーム「Brandwatch Consumer Research」(Brandwatch)を導入した。国内販売代理店のブレインパッドが発表した。
ブレインパッドは「SNS上の投稿やコメントを検知する体系的な仕組みを強化したい」というウエルシアHDのニーズに対し、AI/機械学習(ML)やダッシュボード機能を活用してSNSやレビューサイトなどから顧客の声を収集・分析することで、ビジネスの意思決定を支援するBrandwatchを提案した。ブレインパッドは2024年4月から、ウエルシアHDでのSNS上のマーケティングやブランドの調査に関わり、3カ月間にわたってSNSデータの分析手法やBrandwatchの操作方法などをレクチャーした。
Brandwatchでは、2010年以降の1億件以上のウェブサイトにアクセスできるほか、毎月150億件の投稿が追加され、1兆7000億件以上のデータからキーワード検索が可能。同基盤搭載のAIは、投稿やセンチメントの変化を自動で検出して担当者へ通知する。そのほか、カスタムセグメントやきめ細やかなユーザー権限の設定、顧客のプライバシーを守る匿名化設定により柔軟かつ安全なデータ管理が可能となる。
ウエルシアHDの担当者は「Brandwatchを導入する前は、CSVファイルで日次まとめられた情報をモニタリングしていたため多くの時間が割かれ、スピーディーに重要な情報を検知することが困難だった。現在は、組織横断でSNSデータを豊富な切り口で分析することが可能になり、直観的にダッシュボードで把握できるようになった。今後は、分析した結果を販売促進、商品開発、ブランディングにも活用したい。(ブレインパッドからは)導入の際のレクチャーやSNSデータ活用のための提案もあり、手厚くサポートいただいた」とコメントしている。