ZyngaとRollicがトルコのハイパーカジュアルゲームメーカーUncosoftを買収

今回は「ZyngaとRollicがトルコのハイパーカジュアルゲームメーカーUncosoftを買収」についてご紹介します。

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本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。

Zynga（ジンガ）は2020年にハイパーカジュアルゲームメーカーRollic（ロリック）を買収した。現在RollicはZyngaの子会社であり、そして米国時間4月29日、RollicはUncosoftという別のゲームスタジオの買収を発表した。

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Rollicと同じく、Uncosoftもハイパーカジュアルなゲームを開発し、トルコ拠点の会社だ（Rollicの場合イスタンブールで、Uncosoftはイズミルだ）。実際、RollicはすでにいくつかのUncosoftのゲームを公開していて、その中で最も知られているのは「High Heels」だ。「High Heels」ではプレイヤーは馬鹿げているハイヒールで障害のあるコースに挑む。同社は「High Heels」は1月の提供開始以来、6000万回超ダウンロードされたと話した。同ゲームは「App Storeチャートのトップに風変わりな喜び」をもたらしたとして称賛されした。

Rollicの共同創業者でCEOのBurak Vardal（ブラク・ヴァルダル）氏は、ハイパーカジュアルゲーム事業に携わっていると「常に製品指向のチームを探す」と筆者に語った。これはヴァルダル氏がUncosoftのチームに見出したものに感銘を受け「High Heelsのような新しいタイトル」をうまく制作できると自信を得た、というふうに聞こえる。

「開発スタジオ、そしてパブリッシャーとしてともにゲームを制作することで、合併した会社のようにすでに機能し始めています」とヴァルダル氏は述べた。「1日中ゲームデザインについて議論し、戦略を共有し、そして企業がどのように事業を展開するか、創業者はどうなのか、アートのチームはどういう状況なのか、といったことを意図せずに学び始めます」。

一方、UncosoftのCEOであるEdip Enes Çakır（エディップ・エネス・チャクル）氏は、2つのチームがここ数年協業する中で「前例のない調和」があり「グローバルなゲームを制作するという当社のカルチャーとビジョンは、RollicとZyngaの専門的ノウハウでもって増大します」と声明文で述べた。

Rollicは実際には、Zyngaのイスタンブールにおける4つめの買収で、イスタンブールやトルコがハブのようになっているのは明らかだ。ヴァルダル氏はRollicがトルコ外にもパートナーを抱えていると指摘したが、トルコが学生の多さゆえにハイパーカジュアルゲームで特に成功していると示唆した。

同氏はまた、他のハイパーカジュアルなゲームも続いて成功するようHigh Heelsが道を示した、との考えも示した。つまり、TikTokだ。

「ゲームのアニメーションとキャラクターメカニックは、我々がTikTokできるもの、と呼んでいます」と同氏は話した。「Z世代に大きなインパクトがあり、TikTokでかなりのオーガニックなリーチがありました。新世代はエコシステムを養うコンテンツを求めています」。

買収の取引条件は明らかにされなかった。

画像クレジット：Rollic

【原文】

Last year, Zynga bought hyper-casual game maker Rollic. Today, Rollic is a Zynga subsidiary, and it’s announcing the acquisition of another game studio called Uncosoft.

Like Rollic, Uncosoft develops hyper-casual games and is based in Turkey (Istanbul in Rollic’s case, Izmir in Uncosoft’s). In fact, Rollic has already published a couple of Uncosoft games, most notably High Heels, in which the player navigates an obstacle course in increasingly ridiculous high heels — the company said High Heels (or, if you insist, High Heels!) has been downloaded more than 60 million times since it launched in January, and it’s even been praised for bringing “queer joy to the top of the App Store charts.”

Rollic co-founder and CEO Burak Vardal told me that when you’re in the hyper-casual gaming business, you’re “always looking for product-oriented teams.” And it sounds like Vardal is impressed by what he’s seen of the Uncosoft team, making him confident that it can successfully build “new titles like High Heels.”

“Producing a game together as development studio and publisher, you already start working like a merged company,” he said. “You argue about game design all day, you share strategies […] and you — not on purpose — start learning about how that company operates, how are the founders, how is the art team.”

Meanwhile, Uncosoft CEO Edip Enes Çakır said in a statement that there has been “unprecedented harmony” between the two teams as they’ve worked together in recent years, and that “our culture and vision of making global games will be augmented with the expertise of Rollic and Zynga.”

Rollic was actually Zynga’s fourth acquisition in Istanbul, so it’s clear that the city and country are becoming a bit of a hub. Vardal said Rollic does have partners outside of Turkey, but he suggested that the country has been particularly successful with hyper-casual games because of its huge student population.

Vardal also suggested that High Heels points to a path that other hyper-casual games might follow to success: namely, TikTok.

“The animations of the game and the character mechanic are what we call TikTok-able,” he said. “It had a huge impact in Gen Z and huge organic reach in TikTok […] The new generation wants content that feeds that ecosystem.”

The financial terms of the acquisition were not disclosed.

（文：Anthony Ha、翻訳：Nariko Mizoguchi）

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