NFTコレクターズマーケットプレイスの立ち上げ計画をDraftKingsが発表

今回は「NFTコレクターズマーケットプレイスの立ち上げ計画をDraftKingsが発表」についてご紹介します。

関連ワード (DraftKings、NFT、コレクション、暗号資産等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


DraftKings(ドラフトキングス)が、ファンたちに向けてスポーツやエンターテインメントをテーマにしたデジタルコレクターズアイテムを集めたマーケットプレイスでNFT(非代替性トークン)ゲームへ参入することを発表した。このプラットフォームは「2021年の夏の終わりにデビューする」とのことで、ファンタジースポーツ企業であるDraftKingsにとって、新たな利益をもたらす可能性のある拡張となるだろう。

DraftKingsは、混雑し始めているものの同時にまだ空きも多い市場に参入することになる。今日のニッチなコレクターたち向けには、NFTマーケットプレイスの選択肢がたくさんあるものの、2021年の最初の数カ月間のうちに何十億ドル(何千億円)もの資金が流れ込んだことを考えると、提供されているものはまだ少ないと言えるだろう。今週投資家たちは、NFTマーケットプレイスのOpenSea(オープンシー)に15億ドル(約1659億円)の評価を与えた。NBA Top Shot(NBAトップショット、有名なNFTの一種)を生み出しているDapper Labs(ダッパーラボ)は、最近75億ドル(約8293億円)の評価額の下で調達を行ったと伝えられている。

Dapperの既存の支配によって、DraftKingsは独占的なリーグ提携以外の機会を追求することになるだろう。NBA Top Shotでは、NBAの歴史の中の「Moments」(モーメント)を購入することができる。これは、リーグや選手会とのパートナーシップを通じてアクセス可能な、実際の試合や選手の映像クリップだ。すでにDapperは、NBAに加えて、他のリーグとも提携を行っている。

DraftKingsのこのスペースへの参入の足掛かりは、クオーターバックのTom Brady(トム・ブレイディ)氏が創業したNFTスタートアップAutograph(オートグラフ)との、独占的なパートナーシップだ。同社はすでに、タイガー・ウッズ、ウェイン・グレツキー、デレク・ジーター、大坂なおみ、トニー・ホークといったトップアスリートたちと独占的なNFT契約を結んでいて、スポーツパーソナリティグッズのハブとして機能するプラットフォームを構築していきたいと考えている。

こうしたパートナーシップ以外にも、DraftKingsはユーザーのオンボーディングプロセスをさらに簡素化することで、この分野で一歩リードしたいと考えている。具体的にはユーザーにウォレットに暗号資産を入れる作業を強いることなく、代わりに米ドルでNFTを購入できるようにするのだ。このプラットフォームが開始されれば、ユーザーはプラットフォーム上でDraftKingsからNFTを購入したり、転売や取引を行うことができるようになる。

2012年の創業以来約7億2000万ドル(約796億円)の資金を調達してきたDraftKingsにとって、NFTの拡大は既存のユーザーを新たな分野に取り込む機会となるだろう。多くの宣伝文句や投資家の関心にもかかわらず、NFTの世界へ目立った展開をしている既存の技術系スタートアップは多くない

DraftKingsの共同創業者であるMatt Kalish(マット・ケイリッシュ)氏は、TechCrunchに対して、同社の熱心なコミュニティが、新興市場で勝つための最大の資産であると語っている。

「DraftKingsのコミュニティには、毎日、毎週、何百万人もの人々が参加しています」とケイリッシュ氏はいう。「私たちの最大の強みは、コミュニティの強さと大きさだと思います【略】このことで多くの人の目を引きつけることができるでしょう」。

画像クレジット:TechCrunch


【原文】

DraftKings is charging into the NFT game, announcing a marketplace aimed at curating sports and entertainment-themed digital collectibles for its audience of enthusiasts. The platform is “debuting later this summer,” and showcases another potentially lucrative expansion for the fantasy sports betting company.

DraftKings is entering a market that is both crowded and sparse — with plenty of NFT marketplace options for today’s niche group of collectors, though offerings are still light when considering the billions that have flowed through the space in the first several months of the year. This week, investors gave NFT marketplace OpenSea a $1.5 billion valuation. Dapper Labs, which makes NBA Top Shot, recently raised at a reported $7.5 billion valuation.

Dapper’s existing sway in the space will leave DraftKings pursuing opportunities outside exclusive league partnerships. NBA Top Shot allows players to buy “Moments” from NBA history, clips of actual game and player footage to which it has access via league and players’ association partnerships. In addition to the NBA, Dapper has already partnered with other leagues.

DraftKings’ foothold in the space will come from an exclusive partnership with Autograph, a newly launched NFT startup co-founded by quarterback Tom Brady. The company has inked exclusive NFT deals with some top athletes, including Tiger Woods, Wayne Gretzky, Derek Jeter, Naomi Osaka and Tony Hawk, hoping to build out its platform as the hub for sports personality collectibles.

Aside from the partnerships, DraftKings is hoping to get a leg up in the space by further simplifying the user onboarding process, allowing users to buy NFTs without loading a wallet with cryptocurrency, instead purchasing with USD. When the platform launches, users will be able to purchase NFTs from DraftKings and resell or trade them through the platform.

For DraftKings, which has raised some $720 million in funding since launch in 2012, the NFT expansion could offer an opportunity of funneling their existing audience into the new vertical. Few existing tech startups have made noteworthy expansions into the NFT world despite plenty of hype and investor interest. DraftKings co-founder Matt Kalish tells TechCrunch that the startup’s devoted community is its biggest asset to winning in the rising space.

“DraftKings has millions of people in our community who show up to out-platform every day and every week,” Kalish says. “We think our biggest advantage is the strength and size of our community… [We] will bring a lot of eyeballs to the table.”

(文:Lucas Matney、翻訳:sako)

COMMENTS


53148:
2021-07-26 17:32

#ビットコイン 上昇 3万4000ドル越え 暗号資産N想通貨)ビットコインの価格が上昇し、3万4000ドルを超えた。世界最大級の仮想通貨取引所バイナンス(BINANCE)では、…

53146:
2021-07-26 16:39

暗号資産・仮想通貨万歳! 相互フォローも万歳! リフォロー100 フォローバック100

53144:
2021-07-26 16:06

Amazonが暗号資産やブロックチェーンの専門家を求めていることが判明、支払い方法に暗号資産を導入か - GIGAZINE

53145:
2021-07-26 15:59

Amazonが暗号資産やブロックチェーンの専門家を求めていることが判明、支払い方法に暗号資産を導入か

53150:
2021-07-26 08:27

なんか暗号資産周り、買い煽り増えてきた? 結構人戻り始めてる気がする、知らんけど

53149:
2021-07-26 03:56

ご存じですが仮想通貨は雑所得としてほぼ半分が税金でとられます。 詳しい情報はこちら→ #節税#脱税#海外取引所#暗号資産#仮想通貨#デビットカード#BTC#相対取引#OTC#FX#BITFX#オンラインカジノ#出口#両替

53147:
2021-07-26 02:57

アングル:暗号資産ブームのパキスタン、後手に回る法規制

53143:
2021-07-26 01:14

暗号資産が過去数年冬の時代に退場して行った人沢山いたけど、個人的に生き残ってる1つの要因は情報を追ってた事やね もちろんきちんと開発を継続してるのは大前提だけど、そこで価格低迷してても投げ売らずに情報を追い続けてた事で期待を持てたのはあった…

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