ラックとヴイエムウェア、仮想環境への不正通信に対応するセキュリティサービスを開始

今回は「ラックとヴイエムウェア、仮想環境への不正通信に対応するセキュリティサービスを開始」についてご紹介します。

関連ワード (セキュリティ等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 ラックとヴイエムウェアは1月17日、仮想環境に対する不正通信の侵入と拡大を監視、防御する新たなセキュリティサービスを開始すると発表した。ラックのセキュリティ監視・運用サービス「JSOC マネージド・セキュリティ・サービス(MSS)」の1つとして提供される。

 新サービスでは、ヴイエムウェアの「VMware NSX Firewall with Advanced Threat Prevention」を活用、これには分散型IPS(不正侵入防御システム)機能が搭載されている。分散型IPS機能は仮想マシンごとに組み込むことができ、これにより、全ての仮想マシンの通信を把握して、従来は困難だった仮想基盤上における不正通信を監視できるようになる。

 ラックでは、VMware NSX Firewall with Advanced Threat Preventionを用いたMSSで、独自のセキュリティ監視システム「LAC Falcon」を活用し、IPSによる不正通信の記録の収集、一次分析、セキュリティアナリストによる詳細分析を実施する。

 ラックとヴイエムウェアは、2021年6月30日に協業を発表しており、今回の新サービスはその一環になる。今後は、クラウド環境の「VMware Cloud on AWS」「Azure VMware Solution」などへの対応も予定しているという。

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