JFEスチール、電子取引サービス「invoiceAgent TransPrint」導入–業務負担の削減を実現

今回は「JFEスチール、電子取引サービス「invoiceAgent TransPrint」導入–業務負担の削減を実現」についてご紹介します。

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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 JFEスチールは、電子帳簿保存法の改正(電帳法)に向けた対応として、2021年2月にウイングアーク1stが提供する電子取引サービス「invoiceAgent TransPrint」を導入した。ウイングアーク1stが発表した。2021年5月から本格稼動を開始している。

 これによりJFEスチールの営業総括部では、販売代金請求書、入金予定表、請求明細表、金利関係書類といった月間1100枚の請求関連帳票のウェブ配信を実現し、請求書発行日当日に取引先へ請求情報が届くようになった。また取引先の関係者へ一斉ウェブ配信できるため、取引先においても出社せずにスムーズなデータ確認や社内展開が可能となった。さらに発行した請求書の日付、取引金額、取引先の3項目で検索できるようになった。

 「invoiceAgent TransPrint」について同社では、短期導入が可能であることや帳票を取引先ごとに自動で仕分けウェブ配信でき、先方がダウンロードできること、ユーザーが設定やオペレーションを支障なくできるユーザービリティの良さがあることを高く評価した。また電帳法対応に向け、発行した請求書の日付、取引金額、取引先の3項目で検索できることも採用ポイントとなった。

 導入以前の課題として、同社営業総括部では、テレワークの普及により、それまで紙で郵送していた請求書をデータで送付するニーズが増え、データ分割・送信の負荷が増大していた。また鉄鋼業界では、20日締め月末支払いという業界特有の商慣習があり、スピーディな請求業務が求められる中、郵便法改正による普通郵便などの土曜日の配達休止により、請求書の送付に時間を要する等リスク要因が増加していた。

 今後、電帳法への対応を進めるとともに、「invoiceAgent TransPrint」を営業総括部以外の他部門・システムへ展開する計画だ。取引関連文書以外にも、取引先とやりとりしている帳票・文書への利用拡大を進めていくことを検討しているという。

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